【BOATRACE】地元スター3人が内枠ガッチリで磯部誠が先制Vへ! 常滑トコタンキング決定戦

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 ボートレース常滑の「G1開設71周年記念競走 トコタンキング決定戦」(優勝賞金1200万円)」は14日、最終日の12Rで優勝戦が争われる。

 5日目を振り返ると北西からの向かい風4メートルで1Rが開始されたが、次第に強まり、準優10Rは6メートル、準優11Rと12Rは7メートルのコンディションだった。5日目全体の決まり手は逃げが最多の9本、まくり差しが2本、まくりが1本。配当面では、1Rと9Rで3連単万舟券が出現した。

 準優10Rは1枠の羽野直也がコース有利に先マイしたが、3コースの平本真之(愛知出身・愛知支部40歳)【写真下】がシャープなまくり差しで抜け出した。1着の平本は「1マークは完璧でした。最高です」と喜びを爆発。「微調整程度ですが、バランスが取れて足も良かったです。欲を言えば、もうちょっと出口の足が欲しいですけれど、現状でもといいと思っています」とチャンスがある仕上がりだ。優勝戦は3枠から再現を狙う。

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 続く準優11Rは、好枠の池田浩二(愛知出身・愛知支部46歳)【写真下】が1コースから他艇を寄せつけずに逃げ切り勝ち。2コースの関浩哉が一番差しから2マーク、2周1マークで冷静にさばいて2着を確保した。1着の池田は「仕上がりは満足のいく感じではなかったけれど、1着が取れてうれしいです」と人気に応えてホッとしていた。足については「いい時はグリップが特徴だけど、そこは日替わり。準優はちょっと違っていました」と振り返っていた。

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 準優ラストの12Rは、チルトを0.5度に上げて臨んだ宮地元輝がスリットから伸びていったが、1コースの磯部誠(愛知出身・愛知支部34歳)【冒頭の写真】が主導権は渡さないとばかりに応戦。そのまま押し切った。2着争いは、2コースから差した井口佳典が2マークで宮地を差して最後の優出切符を手にした。

 1着の磯部は「ちょっとやばいと思ったけれど、モーターがしっかりしています」とパートナーの51号機を称賛。「プロペラの反応があるし、準優は内寄り仕様にすることができました」と満足げだった。

<常滑 最終日 12R 優勝戦>
1枠 磯部  誠(愛知・愛知)
2枠 池田 浩二(愛知・愛知)
3枠 平本 真之(愛知・愛知)
4枠 羽野 直也(福岡・福岡)
5枠 関  浩哉(群馬・群馬)
6枠 井口 佳典(三重・三重)
※()内は出身・支部の順

 ファイナリストの内枠3艇は、常滑をホームプールにしており、対岸には3人の看板が掲げられている。地元スタートリオがこのまま上位を独占するのか!? はたまた遠征勢が波乱を呼び起こすのか!? 注目の優勝戦だ。

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