【スキー】スキークロス 古野慧選手の食事管理とは?

チーム・協会

(手前)古野慧選手[U-NEXT HOLDINGSスキークラブ] 【スキークロスチーム】

(左)古野慧選手[U-NEXT HOLDINGSスキークラブ] 【スキークロスチーム】

スキークロス選手は激しい競技に耐えるため、大きな体格と強靭な筋肉が必要不可欠です。U-NEXT HOLDINGSスキークラブ所属の古野慧選手に、日々の食事管理やパフォーマンスを維持する秘訣について話を聞きました。

Q スキークロス選手は体格が大きいですが、筋肉を維持するために特に意識している食事はありますか?

古野選手「食事だけでなく、運動量とのバランスを意識して生活しています。スキーは特に消費カロリーが多い競技なので、摂取カロリーが消費カロリーを下回ると体重が減ってしまうんです。筋肉を維持するためには、消費カロリーと同じくらいしっかりとカロリーを摂ることが大切ですね。」

Q 1日どれくらいのタンパク質を摂取していますか?

「だいたい170〜200gくらいですね。特にシーズン中は雪山での活動が多く、消費カロリーが非常に高くなるので、それを維持するためにもしっかりと食べることを意識しています。1日約4000キロカロリーを摂取するようにして、パフォーマンスを落とさないように気をつけています。スキー競技は寒冷地での活動が多く、体温維持にもエネルギーを消費するので、食べることがとても大事です。摂取カロリーが消費カロリーを下回るとどんどん痩せてしまうので、特にシーズン中は意識的に食事量を増やしています。」

Q「この食事習慣を取り入れてからパフォーマンスが変わった」という経験はありますか?

古野選手「自分は胃腸が少し弱いので、腸内環境を整えることを意識するようになってから、体調が安定しやすくなりました。レース中は緊張やストレスで胃腸に負担がかかることも多いので、食事からしっかりとケアするようにしています。具体的には、海藻を食べたり、ヨーグルトを取り入れたりして、腸内フローラを整えることを意識していますね。」

激しいレースを乗り越えるために、日々の食事管理もまた重要です。体格を維持しながら最高のパフォーマンスを発揮するために、古野選手は食事と運動のバランスを徹底していました。

現地時間3月12-15日にカナダ/クレイグリースで行われるFISワールドカップ第14・15戦古野慧選手が参戦します。皆様応援よろしくお願いします。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント