「AGEs」をご存じですか?医師が教える老化防止に必要なためのライフスタイルとは
今回はエイジングケアに必要な6つの要件についてご紹介します。
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①血管を守る
②骨を守る
③鬱状態にならないように気をつける
④皮膚の老化を防ぐ
⑤筋肉量を維持する
⑥癌を早期に発見する
この6つに気をつけていれば、長生きできることに繋がります。
特に①について、血管を守る=動脈硬化にならないようにするということです。
動脈硬化になると、心筋梗塞、脳梗塞、認知症になってしまい、長生きできなくなります。
そして、動脈硬化にならないようにするためには、
・高血圧にならない
・糖尿病にならない
・脂質異常症にならない
ということ。
そしてそのためには、食事と運動が大切ということになります。
ただ、無理して長く続ける必要はありません。週に1,2回は挫折しても大丈夫です。
大事なことは、その翌日からまた規則正しい生活をすれば良いのです。
AGEs(終末糖化産物)を増やさない生活をする
このAGEsというのは、体内に過剰な糖分が蓄積されると、タンパク質として結合してできる老化を促進する物質で、体にたまるとなかなか排泄されないものです。
これを減らすような生活・食事習慣を送ることが大切になります。
では、なるべく体内に活性酸素を発生させないためにはどうしたら良いのでしょうか。
一つのポイントは紫外線です。
紫外線は、肌によくないとされている一方で、あまりに避けていると日光を浴びることで生成されるビタミンDが減ってしまうという問題点もあります。
ビタミンDが減ってしまうと、骨が弱くなってしまうので、手は日焼け止めを塗る程度で、外出時には日が当たるようにするのが良いかと思います。
緊張した状態で生活をしていると、交感神経が常に緊張しているため、血管が収縮してしまいます。
そうすると全身の血の巡りが悪くなって、活性酸素を増やすことに繋がってしまいます。
ですので、昼間は交感神経を活性化していても、夜は休めることが大切です。
その他にも甘いお菓子の食べすぎやアルコールの飲み過ぎ、タバコの吸い過ぎにも注意が必要です。食事に関しては野菜を最初にゆっくり食べること、炭水化物の摂りすぎにも注意しましょう。
人生100年時代、是非これらのことに気をつけて、できるだけ楽しく長生きできるように取り組んでみてはいかがでしょうか。
[文:女性医療クリニックLUNA]
※この記事は2024年11月25日の再投稿(再編集)記事です
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