アルバレス前半2発&コレアのダメ押し弾でバレンシアを圧倒 | アトレティコ・デ・マドリー

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バレンシアを寄せ付けず、敵地にて0-3で撃破

【©️Atleti】

アトレティコ・デ・マドリーはラ・リーガ第25節でバレンシアと対戦し、アルバレスの2ゴールとコレアのダメ押し弾で快勝した。守備陣も安定したパフォーマンスを見せ、無失点で勝ち点3を積み上げた。

ここリーグ戦2試合で引き分けが続き、勝ち点を落としているアトレティにとって、この試合は重要な一戦。アウェイの地で勝利を目指すシメオネ監督は、中盤にジョレンテとデ・パウルを配置し、アルバレスとグリーズマンが前線を形成する安定の布陣を敷いた。

試合が動いたのは11分。グリーズマンとアルバレスのワンツーで相手守備陣の隙を突くと、グリーズマンがボックス前にクロスを供給。これに反応したS・リーノが右足を伸ばし、シュートを放つもクロスバーに阻まれる。しかし、跳ね返ったボールがアルバレスの足元にこぼれ、冷静な右足のフィニッシュで、アトレティが先制に成功した。

勢いに乗るアトレティコ・デ・マドリーは追加点を狙い続ける。30分、ペナルティエリア手前中央でボールを受けたデ・パウルが左サイドへ展開。グリーズマンがペナルティエリア内に精度の高いクロスを送ると、巧みにマークを外したアルバレスがヘディングシュートを決め、2-0とリードを広げた。

さらに前半アディショナルタイムには、アルバレスがディフェンスラインを突破してバレンシアのGKと1対1のチャンスを迎える。しかし、前に出てきたGKにシュートを防がれ、惜しくも3点目とはならなかった。

【©️Atleti】

後半に入ってもアトレティの堅い守備がバレンシアの攻撃を封じ込める。加えてシメオネ監督はギャラガー、セルロート、コレアといった攻撃的な選手を投入し、追加点を狙う姿勢を崩さなかった。

すると86分、センターライン付近でバレンシアのボールを奪ったアトレティが素早くカウンターを開始。ギャラガーがバイタルエリアに侵入し、絶妙なスルーパスをコレアに送る。コレアはタイミングを見計らってファーコーナーへ流し込み、ダメ押しの3点目を決めた。

試合はそのまま終了し、アトレティコ・デ・マドリーが3-0と快勝で、2試合ぶりの白星を手にした。次の試合はコパ・デル・レイ準決勝ファーストレグでバルセロナとの大一番が控えている。
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著者プロフィール

アトレティコ・デ・マドリーは、スペインのマドリーを本拠地とし、ラ・リーガに所属するサッカークラブです。1903年に創立し、プリメーラ・ディビシオン(1部)優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝3回を誇り、ヨーロッパを代表する歴史あるクラブです。

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