アルバレス前半2発&コレアのダメ押し弾でバレンシアを圧倒 | アトレティコ・デ・マドリー
バレンシアを寄せ付けず、敵地にて0-3で撃破
ここリーグ戦2試合で引き分けが続き、勝ち点を落としているアトレティにとって、この試合は重要な一戦。アウェイの地で勝利を目指すシメオネ監督は、中盤にジョレンテとデ・パウルを配置し、アルバレスとグリーズマンが前線を形成する安定の布陣を敷いた。
試合が動いたのは11分。グリーズマンとアルバレスのワンツーで相手守備陣の隙を突くと、グリーズマンがボックス前にクロスを供給。これに反応したS・リーノが右足を伸ばし、シュートを放つもクロスバーに阻まれる。しかし、跳ね返ったボールがアルバレスの足元にこぼれ、冷静な右足のフィニッシュで、アトレティが先制に成功した。
勢いに乗るアトレティコ・デ・マドリーは追加点を狙い続ける。30分、ペナルティエリア手前中央でボールを受けたデ・パウルが左サイドへ展開。グリーズマンがペナルティエリア内に精度の高いクロスを送ると、巧みにマークを外したアルバレスがヘディングシュートを決め、2-0とリードを広げた。
さらに前半アディショナルタイムには、アルバレスがディフェンスラインを突破してバレンシアのGKと1対1のチャンスを迎える。しかし、前に出てきたGKにシュートを防がれ、惜しくも3点目とはならなかった。
すると86分、センターライン付近でバレンシアのボールを奪ったアトレティが素早くカウンターを開始。ギャラガーがバイタルエリアに侵入し、絶妙なスルーパスをコレアに送る。コレアはタイミングを見計らってファーコーナーへ流し込み、ダメ押しの3点目を決めた。
試合はそのまま終了し、アトレティコ・デ・マドリーが3-0と快勝で、2試合ぶりの白星を手にした。次の試合はコパ・デル・レイ準決勝ファーストレグでバルセロナとの大一番が控えている。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ