ゴルファーの食事に1品付け足すなら『これ』!

ココカラネクスト

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 トータルゴルフフィットネス 管理栄養士兼トレーナーの中島です。

ゴルファーの皆さん、

・何を食べるか迷った時

・食事にあと1品追加したい時

・時間が無いけど何か食べたい時

皆さんは何を選びますか?

私のおすすめは万能食材の一つ『卵』です。

今回はどんな時にもおすすめな『卵』の魅力についてご紹介します!

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100点満点の『たんぱく質源』!

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卵の最大とも言える特徴が『たんぱく質』の質が良いことです。ゴルファーの皆さんの髪や爪、筋肉、血液、これら全てがたんぱく質を材料とします。たんぱく質は、バリン、ロイシンなどのアミノ酸が連なってできます。この素材となるアミノ酸は20種類あり、それぞれ役割が異なります。よって、幅広い種類のアミノ酸を含むことがその食材の質を決定します。

では、どんな種類のアミノ酸が望ましいでしょうか。アミノ酸の中で、体内で作り出すことのできないものを必須アミノ酸と言います。この必須アミノ酸は9種類あり、ヒトの身体に不可欠です。必須アミノ酸がそれぞれ規定量を満たしているかを判断する材料として、アミノ酸スコアと呼ばれる指標があります。100点満点で判断できるこのスコアが、卵はなんと『100』!
たんぱく質の含有量は卵1個に8g程度と、肉や魚と比較して多いとは言えません。しかし、卵はそのアミノ酸のバランスの良さから、質の良いたんぱく質源と言えます。

ストレスから身体を守る『抗酸化成分』が豊富!

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ゴルフは自然の中で気持ちをリフレッシュでき、仲間と楽しい時間を過ごせる良いスポーツです。その一方で、紫外線や気温、メンタルの変化を含め、多くのストレスを受けるスポーツとも言えます。適度なストレスは身体に良い影響を及ぼしますが、過剰なストレスからは身体を守ることも必要です。

身体がストレスを受けるということは、活性酸素が発生するということ。つまり身体が酸化することで、これは老化の原因の一つです。この酸化から身体を守る働きを持つのが『抗酸化成分』。卵には『ルテイン』や『ゼアキサンチン』といった抗酸化成分が含まれます。これらは特に眼の健康を保つ為に役立ちます。ゴルフは紫外線によるダメージを受けやすいスポーツです。以前紹介したほうれん草の様に、卵もまた食べるサングラスと会えます。

卵には、同様に抗酸化成分の一つであるビタミンEも1日に必要な量の15%程度が含まれます。卵を食べて、身体をストレスから守りましょう!

卵のコレステロールの誤解

卵を食べるとコレステロールが増えるから身体に悪影響を及ぼす。皆さんはこの様な話を聞いたことはありませんか?以前は誤解されていた卵ですが、現在この説は否定されています。

卵のコレステロールが心臓血管系の疾患リスクを増大させるという根拠は見つかっておりません。むしろ、血管の健康を保つと言われます。卵に含まれる脂質には、身体に必要なものがあります。それは、特に卵黄に含まれるオメガ3脂肪酸です。この脂肪酸は脂質に関するコラムでもお伝えしましたが、日本人に不足し易い栄養素です。

以上のことから、卵を1日2〜3個食べる分には問題ない!というのが私の考えです。

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正値は変化します。

引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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