巨人軍の宮崎キャンプ3日目の3日、「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」（ひなた宮崎県総合運動公園敷地内）前のサンシャインステージで、阿部監督と「ジャイアンツおやじ」こと徳光和夫さんのトークショーが開かれました。二人の軽快なトークに、ステージ前に詰めかけた約700人のファンからは何度も大歓声が上がりました。

　ステージ上には、宮崎南高校の書道部による「新風」と書かれた大きな幕が掲げられ、徳光さんから出来栄えを聞かれた阿部監督は、「素晴らしいですね、生きている感じがします」と絶賛。また「今の段階での優勝確率は？」との質問に、阿部監督が「90％ぐらいじゃないですかね」と答えると、会場はどよめきと大きな拍手に包まれました。
　さらに阿部監督が「キャンプに来てよかったと思ってもらえるよう、僕らも精いっぱいファンサービスして、練習も頑張りますので、今後もキャンプに足を運んでください」と語り、「皆さんと一緒に日本一になって宮崎に帰ってこられるように、熱い声援をお願いします！」と呼びかけると、会場からは「頼んだぞー！」「頑張れー！」といった声援がわき起こりました。

　トークショー後のジャンケン大会で勝ち残り、阿部監督のサイン色紙を見事獲得した福井市在住の田本慶くん(12)は、「僕もキャッチャーをしているので、阿部監督の色紙がもらえて本当に嬉しい。今年はリーグ連覇と日本一を達成してほしい」と満面の笑みを浮かべました。

　徳光さんはこの日、早朝からキャンプ地を訪れ、精力的に選手らに声をかけて「取材活動」を展開。先着200人がグラウンドで選手のウォーミングアップを見学できる「朝のグラウンド体験」にも参加し、見学者と野球談議を楽しみながら、最後は徳光さんの「日本一！」の掛け声に合わせて、参加者全員が拳を突き上げました。