和田毅「いろんな景色を見て、いつかは球界に戻りたい」 現役引退後の「第二の人生」を斉藤和巳と語り合う
引退後の人生について語り合った和田毅さんと斉藤和巳さん 【写真:スリーライト】
※本記事では動画の一部を抜粋してお届けします。2人のトーク全編はYouTubeでご覧ください。
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野球が「好き」だからこそ追求できた
和田毅さんは何をモチベーションに22年間野球を続けることができたのか 【写真は共同】
和田 やっぱり野球が好きだから追求したいと思ったんでしょうね。
斉藤 やっぱり「好き」は外せへんよな。
和田 好きということが自分にとってはすごく大きいですし、それだけ大好きな野球を職業にできたことは僕にとってすごく幸運でした。結果的に野球を突き詰めていくんですけど、好きだから突き詰められたと思いますね。
斉藤 今振り返って、好きだからできたと思うのか。それとも「やっぱり俺、野球が好きやな」と思いながらやっているのか。
和田 改まって「野球好きだな」なんて思うことはないですよね(笑)。
斉藤 そうだよな(笑)。俺は18歳に(ホークスの)ユニフォームを着たけど、最後の方はほとんどリハビリだったから、そんなに長い野球人生という感じがしていなくて…。ワッチみたいに長くプレーできた人たちが何でそこまでできるのかは俺には永遠にわからへん。モチベーションはどこにあったと思う?
和田 年齢を重ねるにつれてボールの質が落ちてくると思われますし、実際はそれが普通です。でもどうやったら良くなるか、どうすれば来年の給料がもっと上がるかを考えながらやっていました。振り返るとやっぱり好きだったからでしょうね。