徳山レディースvsルーキーズバトル トップルーキー清水愛海が男子の勢い止める!?

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【(C)BOATRACE 清水愛海】

「第14回ボートレースレディースvsルーキーズバトル」が28日、ボートレース徳山で開幕する。
レディース24名とルーキーズ男子24名が、個人優勝と団体優勝をかけて戦う6日間だ。

団体戦の過去の成績はレディースのV5に対し、現在4連続Vを決めているルーキーズが計V8。圧倒的に男子ルーキー世代の優位性が光っている。
今節、そのけん引役となりそうなのが地元山口支部の島川海輝だ。
デビューからここまで通算V4の126期生は今期初めてA1に昇格。地元水面が舞台なだけに期待していいだろう。

一方、レディースの中心は、圧倒的な実力と人気を誇る守屋美穂にほかならない。攻めを基本としたレース展開力を武器に主戦を張り続けることだろう。
そして、もう1人レディースの顔を挙げるとすれば、こちらもA1初昇格の清水愛海(山口出身・山口支部25歳)【写真2枚】。

【(C)BOATRACE 清水愛海】

127期チャンプの清水愛海は養成所勝率もトップ。当然、デビュー当初から注目を集めたものだったが、フライング禍などもあり初V(2024年12月下関オールレディース)まで4年1カ月を要することになった。
そして、「自分は事故も多くて買いにくい選手だと思いますが、これからも一走一走全力でがんばります!」とファンに誓ってみせている。それは、転覆などアクシデントを恐れないレースぶりが反映した発言であった。

【(C)BOATRACE 2025年トップルーキー12名】

そんな清水愛海に対し、下関と徳山は「フレッシュルーキー」に指名したことがあったが、今年はこれを超え、初めて「トップルーキー」に…。大きな責任を背負う1年を歩きはじめている。

寄せられる期待の分だけ力が入るのは自然の理。そこで結果を出すことができれば、ホンモノの力を身につけたといっていいだろう。アクシデントにもめげずスピードターンを磨いてきた努力に花が咲く時期はそう先ではない。
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