【スキー】200メートル超ジャンプのフライングW杯初戦 小林陵侑選手が今季最高5位、“地元”中村選手は最長飛距離でトップ10入りし「最高の週末」
フライングの試合は結果だけでなく、各選手の自己最長記録更新も楽しみの一つ。日本男子のFIS認定最長記録は小林陵侑選手(TEAM ROY)が2019年3月にスロベニア・プラニツァでマークした252メートルで、世界最長記録は、シュテファン・クラフト選手(オーストリア)がノルウェー・ヴィケルスンで樹立した253.5メートル。
ジャンプ台によって飛距離に差があり、オーベルストドルフはヒルサイズ(HS)235メートルでジャンプ台記録は242.5メートルと、240メートル超の大飛行が度々見られるプラニツァやヴィケルスン(ともにHS240メートル)に比べるとやや大人しめのフライングヒルで、日本チームは陵侑選手、二階堂蓮選手(日本ビールスキー部)、中村直幹選手(Flying Laboratory SC)、佐藤慧一選手、小林朔太郎選手(ともに雪印メグミルクスキー部)、小林潤志郎選手(Wynn.)の6人が参戦しました。
初日の今季第16戦は、40人突破の予選を4選手が通過。小林陵侑選手は1回目220メートルで7位につけると、2回目も難しい条件の中214.5メートルまで伸ばし、今季自己最高の5位に入りました。
1日目の1回目に最長飛距離をマークした中村直幹選手 【全日本スキー連盟ジャンプチーム】
〇第16戦結果
5位 小林陵侑
9位 中村直幹
24位 二階堂蓮
38位 佐藤慧一
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〇第17戦結果
13位 小林陵侑
16位 中村直幹
25位 二階堂蓮
37位 小林朔太郎
38位 小林潤志郎
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「内容的にそんなに悪くなかった。2本目は久しぶりに(暫定首位の目安となる)グリーンラインをオーバーできたので嬉しかった」
中村直幹
「昨シーズンの苦しい状況から今日までの間で、最高の週末でした。(ジャンプ週間以降の好調は)作山ヘッドコーチと取り組んできたことがうまく試合でできているのが要因の一つだと思います。ジャンプ週間初戦で2本とも上手くいったことも自信になりました」
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