会社を休みたいとき使える「説得力のある理由」は?産業カウンセラーが解説

MELOS -メロス-
この記事を読んでいるということは、心の中ではすでに「行きたくない、行かない」と決まっているのではありませんか? 行くか行かないか悩むのも心の負担なので、「行かない、有休を使う」と決めてみてください。

ここで「いや、でも」と反対の言葉が浮かぶようであれば、逆に「行く」と決めるのも手です。どちらにしても心に素直に従うのが良いかと思います。

「行かない」と決めた人が次に考えることは「いかに“じゃあ仕方ないね”と思われながら休むか」ということでしょう。

特定非営利活動法人たんぽぽの丘理事長で産業カウンセラーの野邑浩子さんが解説していきます。

【MELOS】

休む理由1. 「昨日から体調不良が続いていて……」

おそらくですが前日の夜にはすでに「明日いやだなぁ」と思っていたのでは。

心の不調も体調不良の一種です。休む正当な理由になるでしょう。

しかも、行きたくないという気持ちがあると、体がだるい、涙が止まらないなど、体にも不調が出ていることも多いでしょう。体からのサインを見逃さず休養をとることは、リスク管理と考えることができます。

休む理由2. 家族の調子が悪い

自分も家族の一員と考えてみるのはどうでしょうか。書類記載のとき、家族構成のところに「本人」と記載するパターンもありますからね! 家族(本人)が体調不良ということで、大事をとって休むことにしましょう。

休む理由3. 家(家庭)でトラブルが起きた

会社にどうしても行きたくないという「家(家庭)」のトラブルは実際に起きていますので、遠慮なくお休みをいただくとよいかと思います。

たとえば、家庭の中で「会社に行きたくない」家族がいると考えると、そこには心配する母、気を遣う父、祖父母、そして同じように学校に行きたくないと言い出す子どもなども出てくるかもしれません。

一人暮らしではない限り、家庭の中での雰囲気も変わってしまうと思われますので、こちらもトラブルとして捉えることができると考えられます。
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