遠藤エミ、毒島誠、三浦永理、藤原碧生… 2024年を総括してみた!

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【(C)BOATRACE 遠藤エミ】

“大晦日決戦”として注目を集めた蒲郡の「プレミアムG1第13回クイーンズクライマックス」は遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部36歳)【写真2枚】の優勝で幕をおろした。史上初の「レディースチャンピオン&クイーンズクライマックスW優勝(同年)」を成し遂げ、8057万円で年間獲得賞金女子1位(2位は三浦永理)としたことで2024年の優秀女子タイトルは確実視されている。

【(C)BOATRACE 遠藤エミ】

その遠藤エミは表彰セレモニーで「ファンの皆さんが応援してくれて…」とことばに詰まりながら落涙。優勝インタビューでは努めて淡々と話していたが、実は感極まっていたことを印象づけていた。
2021年8月の第35回レディースチャンピオン(浜名湖)で優勝した際の「私よりも私を信じてくれるファンの皆さんがいる…」と語った思いは変わっていないのだ。
2025年の走り初めは1月4日初日のびわこオールレディースである。

【(C)BOATRACE 毒島誠】

一方、レーサー1,603名の頂点に立ったのは12月22日にSG第39回グランプリ(住之江)を制した毒島誠(群馬出身・群馬支部40歳)【写真上】。2024年はグランプリのほか、ボートレースクラシック(戸田)を制するなど八面六臂(ろっぴ)の活躍をみせ、ただ1人年間獲得賞金2億円台でトップに立ち(2位は馬場貴也)、最優秀選手候補の筆頭とみられている。今月の正式発表を待ちたい。

こうした賞金トップのほか、レーサーの活躍を示す指標はさまざま。以下は2024年各分野の1位である。

勝率 峰竜太 8.29(2位は8.02の池田浩二と中辻崇人)
1着回数 中辻崇人 120回(2位は112回の松村敏)
優勝回数 菅章哉・豊田健士郎 9回(次位は8回の中辻崇人と井上忠政)

女子勝率 三浦永理 7.54(2位は7.41の浜田亜理沙)
女子1着回数 三浦永理 102回(2位は88回の浜田亜理沙)
女子優勝回数 遠藤エミ・三浦永理 5回(次位は4回の守屋美穂)

128期以降レーサー勝率 藤原碧生 6.91(2位は6.73の飛田江己)
128期以降レーサー1着回数 藤原碧生 95回(2位は80回の飛田江己)
128期以降レーサー優勝回数 藤原碧生5回(2位は3回の飛田江己)

ボートレース界は2025年もきっと話題にこと欠かないであろう。その一戦一戦に注目し堪能したいものだ。
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