ライバルとの激しいポジション争い。若きフルバックが“最後尾”から巻き返す
【©ジャパンラグビーリーグワン】
第1節を終え、東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)は得失点差の関係でまさかの最下位。まだ第1節だけの結果…とは当然思うものの、常勝ぶりを知る昔からのファンほど信じられない順位とも言える。
最後尾からのリスタートを狙う第2節は、秩父宮ラグビー場でのリコーブラックラムズ東京戦。この試合で、チームの最後尾から必勝を期すのは若きフルバック、河瀬諒介だ。
「記憶の中でサンゴリアスが一番下というのは見たことがないです。開幕戦に出た一人として責任を感じていますし、悔しい思いもあります。ただ、試合を通じていいところもありましたし、プレシーズンで積み重ねてきたことがゼロになるわけじゃない。シーズンは始まったばかりなので、ここからしっかり勝利を重ねて順位を上げていくだけです」
オフシーズンには飛躍のきっかけを求め、ニュージーランドで約2カ月間の武者修行を敢行。その経験も糧に、初の開幕スタメンを勝ち取った形だ。
「ウイング、フルバック、スタンドオフとさまざまなポジション、さまざまなチームで計7試合プレーしました。言葉も通じない中で日本ではあまりないプレースタイルも経験できましたし、強いフィジカルのチームの中で揉まれてきました。日本に帰ってきてからもウエイトトレーニングは継続しつつ、ステップを切る際にスピードが落ちないように心掛けてきたので、そういった部分が評価されて開幕メンバーに選んでもらえたのかなと思います」
東京SGに入団以降、これまではウイングで出場することが多かった河瀬。ただ、今季任されているフルバックは早稲田大学時代に慣れ親しんだポジションだ。
「試合に出られるならポジションは関係ない、という思いもありますが、個人的にはフルバックのほうが自由に動ける。ハイボールキャッチやボールキャリーの部分など、自分の強みを考えればフルバックのほうがよりアピールできるはずです」
東京SGのフルバックで試合に出続けるには、日本代表経験が長い松島幸太朗とのポジション争いが待っていることを意味する。
「このチームのフルバックには、どこからでもチャンスを見つけて攻撃に転じるアタッキングマインドが求められます。その上で、松島さんとの勝負になっても、スピードのところは負けたくないですね」
(オグマナオト)
最後尾からのリスタートを狙う第2節は、秩父宮ラグビー場でのリコーブラックラムズ東京戦。この試合で、チームの最後尾から必勝を期すのは若きフルバック、河瀬諒介だ。
「記憶の中でサンゴリアスが一番下というのは見たことがないです。開幕戦に出た一人として責任を感じていますし、悔しい思いもあります。ただ、試合を通じていいところもありましたし、プレシーズンで積み重ねてきたことがゼロになるわけじゃない。シーズンは始まったばかりなので、ここからしっかり勝利を重ねて順位を上げていくだけです」
オフシーズンには飛躍のきっかけを求め、ニュージーランドで約2カ月間の武者修行を敢行。その経験も糧に、初の開幕スタメンを勝ち取った形だ。
「ウイング、フルバック、スタンドオフとさまざまなポジション、さまざまなチームで計7試合プレーしました。言葉も通じない中で日本ではあまりないプレースタイルも経験できましたし、強いフィジカルのチームの中で揉まれてきました。日本に帰ってきてからもウエイトトレーニングは継続しつつ、ステップを切る際にスピードが落ちないように心掛けてきたので、そういった部分が評価されて開幕メンバーに選んでもらえたのかなと思います」
東京SGに入団以降、これまではウイングで出場することが多かった河瀬。ただ、今季任されているフルバックは早稲田大学時代に慣れ親しんだポジションだ。
「試合に出られるならポジションは関係ない、という思いもありますが、個人的にはフルバックのほうが自由に動ける。ハイボールキャッチやボールキャリーの部分など、自分の強みを考えればフルバックのほうがよりアピールできるはずです」
東京SGのフルバックで試合に出続けるには、日本代表経験が長い松島幸太朗とのポジション争いが待っていることを意味する。
「このチームのフルバックには、どこからでもチャンスを見つけて攻撃に転じるアタッキングマインドが求められます。その上で、松島さんとの勝負になっても、スピードのところは負けたくないですね」
(オグマナオト)
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