大人の偏食は治るのか?管理栄養士が教える「改善方法」

MELOS -メロス-
偏食があったとしても、栄養バランスが摂れていれば、栄養不足や過多による体調不良や、病気のリスクは低い。前回、管理栄養士・瀧川みなみさんがそう語りました。

とはいえ大人であれば付き合いなどもあり、偏食や好き嫌いが多い状態を治したいと思う人もいるでしょう。うまい改善方法はあるのでしょうか?

【MELOS】

大人の偏食は治るのか

偏食になる原因はさまざまですが、たとえば過去に特定の食品を食べた際、体調が悪くなったり完食するまで無理やり食べさせられたり等、本人にとって良くない記憶と結びついて拒絶してしまうケースがあります。

また、こどもの頃から味のはっきりした食べものばかり食べていた背景から、味覚に対しての感覚が弱く、味が濃いものを選ぶ場合や、逆に味覚が過敏になりすぎて特定の食品が食べられないということも。

いずれにしても、偏食になった原因や背景などは人によるため、はっきりとした解決策はありません。

ですが、治したいという意志があるのであれば、以下の方法を試すのも良いでしょう。

ごく少量から食べてみる
特定のものが食べられない場合、まずは無理のない範囲で、対象となる食品を少量から食べてみるといいでしょう。

たとえば、臭いの強い納豆が苦手であれば、臭いの少ない納豆を1粒から口にしてみるなどです。

特定のものばかり食べてしまう場合は、食べたものを記録して栄養バランスを見る
逆に、特定のものばかり食べてしまう場合は、試しに1日の食事を栄養管理アプリなどに入力して、ご自身の栄養バランスを評価してみてはいかがでしょうか? 

アプリ内で過不足のある栄養素が表示されると思いますので、足りない栄養素が含まれている食品を先に食べるなどして、栄養バランスを整えましょう。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

スポーツ×ライフスタイルWEBマガジン「MELOS -メロス-」では、ビジネス、健康、ビューティ、子育て、食、テクノロジーなど、生活にまつわるさまざまなテーマとスポーツの新たな形をコンテンツを通じて提案。アスリートや著名人などの単独インタビュー、体験レポート、ハウツーなど、オリジナルコンテンツをお届けしています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント