「頻繫に足がつる」、もしかして病気の予兆? 医師に相談すべき危険パターン
足がつる現象の多くは、一時的な筋肉の痙攣やミネラルバランスの乱れが原因ですが、中には深刻な病気のサインである場合も。
公立学校共済組合関東中央病院 心臓血管外科部長で二子玉川女性のクリニック下肢静脈瘤担当の佐賀俊文先生が監修した以下記事より、一部抜粋してお届けします。
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【MELOS】
以下のようなパターンは、早めに医師に相談することをおすすめします。
頻度や症状の重さが増している
・足がつる頻度が急激に増えたり、一日に何度も起きたりする場合
・痙攣の時間が長く、強い痛みを伴う場合
これらは、神経や筋肉に関わる疾患の兆候かもしれません。
・痙攣の時間が長く、強い痛みを伴う場合
これらは、神経や筋肉に関わる疾患の兆候かもしれません。
夜間、頻繁に足がつる
夜間に足が頻繁につる場合、「レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)」や「下肢静脈瘤」の可能性があります。
これらは血流や神経に異常がある場合に起きる症状です。
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは
本来心臓に環流する血液が、血管の緩みが原因で下肢の静脈に血液が溜まってしまう病気です。
足を見ると膝から下にボコボコと皮膚が盛り上がるほどの血管があるのが特徴です。遺伝や立ち仕事、妊娠などが原因として挙げられます。
食事療法や薬では治療は困難なため、専門の医療機関を受診する必要があります。
これらは血流や神経に異常がある場合に起きる症状です。
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは
本来心臓に環流する血液が、血管の緩みが原因で下肢の静脈に血液が溜まってしまう病気です。
足を見ると膝から下にボコボコと皮膚が盛り上がるほどの血管があるのが特徴です。遺伝や立ち仕事、妊娠などが原因として挙げられます。
食事療法や薬では治療は困難なため、専門の医療機関を受診する必要があります。
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足以外の部位にも異常が見られる
・手や腕など、足以外の筋肉にも痙攣が頻発している場合
・筋肉の痙攣とともに、しびれや麻痺、感覚の喪失がある場合
これらは、神経系の疾患と関連している可能性があります。
・筋肉の痙攣とともに、しびれや麻痺、感覚の喪失がある場合
これらは、神経系の疾患と関連している可能性があります。
痙攣に伴い全身症状がある
倦怠感、頭痛、息切れ、めまいなどを伴う場合、疾患が隠れている可能性があります。
上記の症状がなくても、足がつる頻度が1週間以上にわたり毎日続いていたり、セルフケアをしても改善しない場合は、医療機関の受診をおすすめします。
上記の症状がなくても、足がつる頻度が1週間以上にわたり毎日続いていたり、セルフケアをしても改善しない場合は、医療機関の受診をおすすめします。
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