「痩せた」はどう判断する?医師が語る「3つのチェックポイント」

MELOS -メロス-
体重の数値は水分や食べた量などで変わります。家庭用体組成計で測る体脂肪も、測る条件によって左右されます。

では、痩せたと判断するためにはどんなポイントがあるでしょうか。新見正則医院 院長・新見正則先生の監修のもと見ていきます。

【MELOS】

瘦せたと判断できる基準1 体重・体脂肪率

基本的に体重は毎日量りましょう。

体重は、その日の食事や運動の効果が比較的早く反映されます。その結果を確認することで、改善すべき点を把握・モチベーションの維持などができるでしょう。体脂肪率も体重と同様、基準としての参考数値にしておくことをおすすめします。

ただ、体重は1日で大きく変化します。さらに体重の測定だけでは、脂肪が減ったのか・水分が減ったのか・筋肉が減ったのかということまでは分かりません。

そのため、体組成計で体重・体脂肪率・筋肉量などを測定しつつ、以下の項目をチェックするとベストでしょう。

瘦せたと判断できる基準2 ウエストサイズ

ウエストのサイズも、毎日測りましょう。腹囲は筋肥大によって太くなりにくく、逆に体脂肪の変化によって太さが変わりやすいもの。そのため、ウエストを測り、体脂肪の減少具合をチェックしましょう。

ウエストの測定方法
まっすぐに立って、自然に呼吸をする
おへその少し上あたりの、最も細い部分を測定する

時間帯によってウエストサイズに差がでてしまうため、毎回同じ時間帯に測定しましょう。また、正確な数値を出すため、測定前に排尿しておきましょう。

【MELOS】

瘦せたと判断できる基準3 見た目

数値だけでなく、見た目も記録しておき、理想の体型に近づいているかチェックするのもおすすめです。毎日、全身・気になる部位の写真を撮り、変化を確認しましょう。

とくに後ろ姿は自分で確認しづらいため、写真を撮ることで参考になります。

「体重の減少は停滞気味だけど、体が締まってきた」という場合もあります。これは、体重に変化はないけど、体脂肪が減少し、筋肉量が増えている証拠。

このようなパターンも、見た目の変化をチェックしておけば、ダイエット停滞期でもモチベーションをキープできるはずです。
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著者プロフィール

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