【クラブフィッター厳選】とにかく低スピンで飛ばしたい！最新LSモデルドライバー3選
2024年 低スピンドライバー3選 ①コブラ「DARKSPEED LS ドライバー」
一般的に「スピンは少ないほど飛ぶ」と言われますが、実はスピンはボールを安定して飛ばすために必要な要素なのです。スピンが少ないクラブは、確かに飛距離が出やすい反面、打点のズレによって余計なスピンがかかり、本来の飛距離が出ないことがあります。
私のようなヘッドスピードで9度の低スピンモデルを使うと、ボール初速は出るものの、スピンが少ない分打ち上げ角が低くなり、結果的にキャリー距離が伸びずに、トータルの飛距離をロスしてしまいます。
やはり、低スピンのメリットを最大限に引き出すためには、適度な打ち上げ角と高いボール初速が求められます。そんなドライバーの代名詞と言えるのが、今年はコブラ「DARKSPEED LS ドライバー」だったと思います。
2024年 低スピンドライバー3選 ②テーラーメイド「Qi10 LS ドライバー」
私はQi10シリーズの中では、スタンダードなQi10 ドライバーの方が扱いやすいですね。球筋も自在に操れますし、低スピン性能も十分です。ただ1発の飛びをドライバーで求めるなら、Qi10 LSドライバーかなという感じですね。
LSモデル、いわゆる低スピンモデルは、思い切り振り抜けるので、左へのミスを軽減できるのが特徴です。DARKSPEED LS ドライバーもそうですが、左へのミスが気になる方は、LSモデルのロフトを立てて使ってみるのも良いでしょう。そうすることで、安定して力強い球が打てるはずです。
2024年 低スピンドライバー3選 ③タイトリスト「GT4 ドライバー]
もともと私は、前作のTSR4や前々作のTSi4など、小ぶりなサイズのヘッドが大好きでした。しかし、GT4になってからは、扱いきれなくなってしまいました。以前のモデルよりもさらに低スピン性能が磨かれ、ヘッドの操作性も向上しているため振り心地は良いのですが、その分、球のつかまりが悪くなってしまい、私には扱えないクラブになってしまった、という印象です。
弾道調整機能が付いているのである程度ロフトを増やしたり調整することができても、打球が意図しない方向に飛んでしまうことが多く、私にとっては扱いが難しいクラブと感じました。
飛ばす性能を生かす点では、ある程度のヘッドスピードが求められますが、私のようなヘッドスピード42～43m/sのゴルファーでも、ロフトを調整して直進性の高い低スピンの球を打つなど、工夫次第で十分に使いこなすことができます。
しかし、LSモデルの真の低スピン性能を最大限に活かして飛距離を伸ばしたいと考えるのであれば、ヘッドスピード45m/s程度あった方がより効果的でしょう。
ただ、このクラブが目指す性能を最大限に引き出すという観点から考えると、ある程度のヘッドスピードがあった方がより効果的であると言えるでしょう。
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