薬剤師が教える「白湯の作り方」。普通のお湯との違いは?
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師の中田早苗さんが解説します。
【MELOS】
水道水で作る場合
(※)東京都水道局 水道水の安全性・その他
大きな泡が出るくらい沸騰したら、弱火にして10~15分沸騰させ続けます。
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浄水器を使用してもOK
浄水器を設置すれば、塩素やトリハロメタンなどをろ過してくれるので、沸騰の手間を省くこともできますが、塩素が抜けると雑菌が繁殖する可能性が高くなるので、翌日に持ち越すのは控えましょう。
ミネラルウォーターで作る場合
電子レンジなら600Wで1分半程度で作ることができます。水道水で作った場合と同じく、温めた後に息を吹きかけずに飲める温度にまで冷ましましょう。
起きてすぐや寝る前に飲む場合は「軟水」がおすすめです。硬水は健康によいとされていますが、軟水よりも胃腸へ負担をかけてしまいます。
白湯はゆっくりと内臓を温めてあげることが1番大切なので、胃腸に負担をかけないようにしましょう。
白湯とお湯、何が違うの? 違いは「沸騰」
お湯は必ずしも沸騰させる必要はなく、沸騰させずに40℃以上まで温めたものがお湯と区別されます。
白湯はしっかり沸騰させて、冷ます
一方、白湯は水を100℃までしっかりと沸騰させて不純物をなくし、そのあとに50〜60℃くらいまで冷ましたものです。
白湯を35〜37℃くらいまで冷ませば、湯冷ましにもなります。
水道水の場合、沸騰させなければ少量の塩素やそのほかの成分により、カルキ臭を感じてしまう方もいるでしょう。沸騰させて不純物を取り除くことで、口当たりが変わりまろやかで飲みやすくなります。
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