「銀杏」を食べると、どんなメリットがある?実は“意外な利点”も

MELOS -メロス-
秋の味覚「銀杏」。食べ過ぎると体調不良を引き起こしますが、うれしい効果もたくさんあります。

今回は銀杏の栄養について、薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーターの山形ゆかりさんが解説します。

【MELOS】

銀杏の栄養素と、期待できるメリットとは

皮膚や粘膜の健康を保つ
銀杏には、ビタミン類が豊富に含まれています。とくに、アンチエイジング効果のあるビタミンAの元となる、β-カロテンが多く含まれているのが特徴です。

ビタミンAには皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあります。肌の新陳代謝を促す作用があるため、肌の老化防止が期待できます。

また、β-カロテンはビタミンCの1000倍もの抗酸化作用があるため、紫外線による老化やシミを予防する効果も期待できます。銀杏はアンチエイジングの強い味方です。

高血圧やむくみの予防・改善
銀杏には、カリウムも豊富に含まれています。カリウムは、体内の塩分を、汗や尿などと一緒に体外に排出する役割があるため、高血圧やむくみの予防・改善が期待できます。

血圧が高めな人や、脚や顔がむくみがちな人は、銀杏を食べてみるのもいいかもしれません。

疲労回復
銀杏は、身体のエネルギーとなる糖質や、糖の代謝に関わるビタミンB1を豊富に含んでいます。ビタミンB1の働きにより、糖を代謝してエネルギーを生産することで疲労回復や食欲不振、肩こり、イライラの解消などにつながります。

小さな一粒で心身ともに元気にしてくれるのはうれしいですね。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

スポーツ×ライフスタイルWEBマガジン「MELOS -メロス-」では、ビジネス、健康、ビューティ、子育て、食、テクノロジーなど、生活にまつわるさまざまなテーマとスポーツの新たな形をコンテンツを通じて提案。アスリートや著名人などの単独インタビュー、体験レポート、ハウツーなど、オリジナルコンテンツをお届けしています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント