「心が壊れそう」…限界前にチェックして!ストレス過多の“兆候”と“対処法”

MELOS -メロス-
「心が壊れる」具体的な状態は、個人の経験や状況によって変化するため、人によって異なります。ここでは、「持続的に気分が沈み、何も考えられない・何も手につかない」ような状態を指すことにします。

「心が壊れそう」と感じる方は、過度なストレスがかかっていることが多いです。ストレス診断を行い、ご自身のストレス度合いを確認しましょう。大阪カウンセリングセンターBellflowerの臨床心理士・町田奈穂さん監修のもとお届けします。

【MELOS】

限界前にチェック!心が壊れそうな人のためのストレス診断

・些細なことでイライラしてしまう
・ひどく疲れを感じる
・不安を感じる・落ち着かないことが頻繁にある
・何をするにも面倒に感じる
・物事に集中できないと感じることがある
・頭が重い・頭痛などの症状がある
・動悸や息切れがする
・食欲がない、もしくは暴飲暴食することがある
・よく眠れない
・家族や友人に相談できない
・仕事のタスクが非常に多い


上記のチェック項目の内、4個以上当てはまる場合は過度なストレスがかかっている可能性が高いです。心が壊れる前に、対策を行い、ストレスを発散させましょう。

※チェック項目は、厚生労働省の「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」の中から抽出し、編集したものです。

自分が壊れていくのがわかるとき、どうすればいい?

取り急ぎ、ストレスや疲労の原因となっているものから離れましょう。仕事が原因であれば、早急に精神科を受診し、診断書をもらい、休職手続きを行いましょう。

休職中は給与をもらえないケースが一般的ですが、会社の業務が原因で発症したうつ病による休業など、種類によっては休職中にお金を受け取れる制度があります。

どの制度を利用するにしても、医師の診断書をもらったり、対象となる機関に連絡したりなど一定の期間内の手続きが必要となります。

本当に心が壊れきってしまうと、そのような手続きが一切できなくなります。「自分が壊れていくのがわかる」それがギリギリのタイミングです。そう感じたらまず「離れる・休む」を実行しましょう。

・まずはとにかく休む
・少し落ち着いてきたら、規則正しい生活を心がける


心が壊れている人は、やらなければいけないことに精一杯で苦しくなっていることが多いです。このような人は、交感神経が活発になり過ぎているので、休むことができず、常に身体にエンジンがかかっている状態と言えます。

車もエンジンをかけっぱなしにしていては、壊れてしまいますよね。それと同じです。たまにはエンジンを切って、ガソリンやオイルを十分に補充してあげる必要があるのです。

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