おじさん体型卒業!ビール腹対策のためのヘルシー晩酌テクニック
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今回は、ぽっこりおなかが出たおじさん体型にならないために、ビール腹の原因、ビール腹にならないための対策など、上手なビールの飲み方をご紹介します。
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1.ビール腹の原因
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1-1.ビールは食欲を増進させる
ビールに含まれる炭酸ガスやホップ成分は、胃壁を刺激し、食欲を増進させる効果があると考えられています。また、ビールを飲むと、「ガストリン」という胃液に関わるホルモンの分泌が促進されるため、食欲が増すといわれています(※1)。
1-2.ビールのおつまみには脂っこいものが多い
ビール自体のカロリーは低いものの、ビールと一緒に摂取するおつまみには脂っこいメニューが多くなりがちです。
たとえば、揚げもの、粉ものなど、おつまみには脂っこく、味が濃いものが好まれます。また、「飲んだ後の締めのラーメン」も、当然ですがとても高カロリー。脂ものはビールとの相性がよく、ついつい食べすぎてしまうことも太る原因です。
1-3.飲酒時のおつまみは脂肪になりやすい
アルコールは、体内でアセトアルデヒドという有害物質に分解され、さらに肝臓で代謝が行われます。肝臓はアルコールの代謝を優先するため、食事で摂った糖質やタンパク質の代謝は後回しになってしまい、結果的に脂肪がつきやすくなってしまうのです。
2.ビール腹を避ける方法
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2-1.太りにくいおつまみを選ぶ
ビールのおつまみにありがちな脂っこい焼き鳥や唐揚げ、ピザなどは、カロリーの塊のようなものです。なるべく低カロリーでさっぱりとしたおつまみを摂取することで、総摂取カロリーを下げることができます。
具体的には、冷ややっこ、枝豆、こんにゃくなどが低カロリーおつまみの定番です。また、野菜スティックは、噛みごたえがあるので満足感があり、食欲を満たしやすいのでおすすめです。
ビールと一緒に、水をチェイサーとして摂取するのもおすすめです。満腹感を得られるため、ある程度ビールの量を抑えることができ、食欲増進の抑制も期待できます。また、アルコールを摂取しすぎると利尿作用により水分が不足しがちになりますが、水分をしっかり摂ることで、脱水症状を防ぐことにもつながります。
ただし、水分を摂取してもアルコールの分解が早まるわけではないので、その点には注意してください。
2-3.日頃から運動を心がける
ビール腹の正体は内臓脂肪です。内臓に蓄積した脂肪を燃焼させるために、ウォーキング、ジョギング、水泳など、有酸素運動を行うのがおすすめです。週に1回だけ長時間運動するより、短い時間でも毎日運動するほうが効果は出やすいとされています(※2)。
3.おなか周りの脂肪には漢方もおすすめ
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また、健康的な食生活や運動習慣を続けるのが難しい方でも、漢方薬なら毎日飲むだけで簡単に続けられる点も魅力です。
ビール腹には、「代謝を上げて運動効率を高める」「脂肪の吸収を抑える」「脂肪を燃焼しやすくする」「精神に働きかけ、つい食べてしまうことを防ぐ」といった作用のある漢方薬を選びましょう。
・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):からだの余分な熱をとり除き、血液や水分、脂質代謝を高め、老廃物を体外に排出します。おなか周りの脂肪がつきやすく、便秘がちの方に。
・大柴胡湯(だいさいことう):胸部(胆のう、膵臓、肝臓)の働きを高め、脂質代謝を促します。ついストレスで食べすぎてしまう方に。
漢方薬は、体質との相性も重要です。せっかく漢方薬を選んでも、体質との相性が悪ければ本来の効果が出ません。医師や薬剤師に任せ、体質に合った漢方薬を選んでもらいましょう。
4.ちょっとした工夫がビール腹対策になる!
【参考】
(※1)月刊フードケミカル 2017年3月号
(※2)オムロン ヘルスケア「こまめにからだを動かそう – 毎日がエクササイズ」
[文:あんしん漢方]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
※この記事は2024年8月11日の再投稿(再編集)記事です
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