ダイエットは、運動や食事制限だけでは不十分!?

ココカラネクスト

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 ダイエットをするとき、運動や食事制限を行う方は多いのではないでしょうか?

それらももちろん必須事項ですが、運動や食事制限の効果を最大限引き出すためにも、やりたいことがあるんです。それは・・・
ズバリ!!ストレッチ!!

ストレッチとは、筋肉を伸ばし、筋肉自体を緩めることです。自分で行うストレッチやヨガ、誰かに行ってもらうパートナーストレッチやマッサージなど、種類はたくさんあります。

なーんだ!やっているよ。と言うあなた!

なんの目的でストレッチを行っていますか!?

ストレッチは、直接的にダイエットに繋がらないとお思いの方も多く、やらないか軽く済ませている方が多く見受けられます。しかし、実は、運動(筋トレや有酸素運動)や食事制限と同じくらい重要なものなのです。

今一度、ストレッチの重要性を再確認し行うように心がけることで、ダイエットの効果を引き出すだけでなく他にも心身ともにたくさんの効果が得られます。

【筋肉を緩めることで得られる効果】

 ストレッチは、凝り固まった筋肉を伸ばして緩めることや、心身の安定を目的に行われることが多いです。

1.疲労回復や疼痛(肩こり、腰痛、偏頭痛など)の予防、改善
筋肉が硬くなると、血流が制限され、疲労物質が溜まりやすくなります。緩めることで、血流が改善され、疲労回復や疼痛(肩こり・腰痛・膝痛など)の予防・改善につながり、関節の可動域が広がり、運動の効率が上がったり、力が出やすくなったりします。逆に、筋肉が硬いと伸び縮みしにくいため、怪我をしやすくなります。

2.代謝の向上
筋肉が硬くなると血流が制限されてしまいます。そうすると、全身への酸素や栄養素の運搬能力が低下し、代謝が低下してしまいます。すると、脂肪を蓄えやすくなったり、全身に栄養を送りづらくなったり、運動効率の低下にも繋がります。つまり、脂肪燃焼効率が低くなるということです。身体が硬いと肥満になりやすく、ひどい方は、むくみや冷え性も同時に発症します。逆に、筋肉が柔らかいとこれらの問題点を回避し、健康に過ごすことができると言えます。

3.精神の安定
筋肉が緩むことで副交感神経が優位になるため、精神的にリラックスでき、ストレス解消に繋がったり、寝る前に行うことで寝つきが良くなったり、熟睡したりすることができます。筋肉が硬くなる原因の1つにストレスがあります。ストレスを感じると筋肉は硬くなりやすく、交感神経が優位になります。特に現代社会では、ストレスを感じることが多く、最悪の場合、うつ病や自律神経失調症などの病気を引き起こします。

【方法と頻度】

 まずは、毎日行うことが大切です。週1~2回程度ではなかなか効果が出にくいため、毎日コツコツ行うことが重要です。毎日忙しいという方は、テレビを観ながら、読書をしながらなど、何かをしながら行うと継続しやすいです。

ストレッチといっても様々な種類がありますが、オススメは、立って行う種目より、座ったり寝た状態で行うストレッチです。理由としては、立って行うものよりも座ったり寝たりする方が力を抜きやすく、副交感神経も優位になりやすいということが挙げられます。

また、ストレッチで重要なのは、伸ばすと同時に全身の力を抜くことです。痛みは我慢せず、痛気持ちいい程度で伸ばしましょう。特に体が硬い方は、頑張ってやろうとしたり痛みを我慢しがちです。力まないように注意しながら行いましょう。

下半身や骨盤周りのストレッチを行うと全身の血液循環が良くなるとされています。

【ストレッチのポイント・注意点】

●身体が温まっている、運動時やお風呂上がりに行う。
●1種目最低でも40秒程度行う。
●ストレッチ中は力が入りやすいので、呼吸をゆっくり行い、全身の力を抜く。
●勢いをつけずに行う。
●毎日コツコツ筋肉を伸ばす。

【まとめ】

 ストレッチで筋肉を柔らかくすることで、全身の代謝を上げ、脂肪を燃えやすい身体にしていきましょう。またダイエット中はストレスもたまりやすくなりますので、精神のリラクゼーションにも非常に効果的です。

運動、食事の改善、ストレッチを行い、しなやかでメリハリのある体を手に入れましょう!!

[文:DIETA(麻布十番・さいたま新都心・目黒・立川) パーソナルトレーニング]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

※この記事は2024年8月7日の再投稿(再編集)記事です
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