フェアウェイウッドをバッグから抜いたら他のクラブの調子がおかしくなる!?

Gridge(グリッジ)

【(c)GettyImages】

ほとんど使ってないから問題ないやと、いざラウンドに行ってみたら、ここ最近にないくらいの絶不調。

どうやらフェアウェイウッドがないという心理的な不安から、他のクラブの調子が悪くなったようで…。

ティーショット用に重宝していたクラブだったのに…

フェアウェイウッドをセッティングから外してから初めてのラウンド。

ロングホール(パー5)をパー、続くショートホール(パー3)はボギーと、私にしては上々の滑り出しです。

しかしこの後から悪夢のような出来事が。

なんとここからの4ホールで+4、+5、+4、+4の大叩き。

変えたばかりのドライバーが馴染まずにOBを打ってしまったこともありますが、そんなときの打開策に重宝していたティーショット専用のアイアン型ユーティリティーがまったく当たらないのです。

ドライバーもダメ、ユーティリティーもダメとなったら、フェアウェイウッドを使って…。

と言いたいところですが、こんなときに限ってフェアウェイウッドはキャディバッグの中に入っていないのです。

この後ドライバーの調子がそこそこ戻ったのでなんとか持ち直せましたが、アイアン型ユーティリティーの調子は最後まで戻りませんでした。

フェアウェイウッドがないことが予想外の影響を及ぼす…

ティーショットに関しては、フェアウェイウッドを入れていたとしても、刻むときはアイアン型ユーティリティーしか使っていませんでした(だからフェアウェイウッドをセッティングから外したようなものです)。

しかしフェアウェイウッドを外した途端に、アイアン型ユーティリティーが突如としてミスを連発するようになりました。

どういうことなのか。

これは心理的なところが大きいようです。

今までは使う使わないというのは別として、フェアウェイウッドというスーバーサブがあったので、『失敗が続くようならフェアウェイウッドを使えばいいや』と気楽な気持ちでアイアン型ユーティリティーでティーショットできていたのです。

ところがこの“スーバーサブ”がないことで、知らず知らずのうちに『代わりになるクラブはないから失敗は許されない!』という心理に陥っていたのでした。

やはりフェアウェイウッドを復活させるべき!?

今シーズンのLPGAツアーで、アマチュア記録に並ぶ10試合連続予選通過を果たしたアマチュアの安田祐香(滝川第二高3年)さんは、フェアウェイウッドは4Wの1本だけをキャディバッグに入れています。

もともとフェアウェイウッドが苦手な彼女は、試合で4Wを使うことがほとんどなく、もっぱらユーティリティーを使うのだそうです。

それでもフェアウェイウッドをバッグに入れているの理由は、「ドライバーの次の番手がユーティリティーになるのは不安だから入れている感じ」とのことでした。

この話を聞いた私は思わず納得してしまいました。

そしてアイアン型ユーティリティーを不安なく打てるようにするためにも、やはり5Wあたりをセッティングするべきなのかなと思ってる次第であります(しばらくフェアウェイウッド探しのゴルフショップ巡りが続きそうな予感です)。

14本のクラブセッティングって本当に難しい、と痛感したところで、今回はこのへんで。

それでは、また!
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