InstagramやTikTokといったSNSのダイエット系の投稿に出てくる「オートミール」。

スーパーなどでも手軽に手に入るようになってきましたね。

オーツ麦を脱穀して調理しやすくされたものです。

小麦とは異なり精白されておらず、胚芽などに含まれる栄養をそのまま摂ることができるとされ、食物繊維、鉄分、カルシウム、ビタミンB1、ミネラルなど、複数の栄養素が含まれているんです！

また、シリアルやグラノーラと違って砂糖などが使われていないのでカロリーなどを抑えやすいとされています。

オートミールに含まれる食物繊維は100gあたり7.52g。

なんと玄米の約3倍、白米の約22倍も多く含まれています。

貧血の予防や改善に欠かせない鉄分は、玄米の約2倍で100gあたり約6mg含まれています。

一日に必要な鉄分の量は、20代女性であれば10.5mg、男性では7mg。

つまり、不足しがちな鉄分は、約200gのオートミールの摂取で補うことができるのです。

オートミールはGI値がとても低い「低GI食品」です。

GI値が低ければ低いほど血糖値の上昇が緩やかでインシュリンの分泌が抑えられ、太りにくくなるといわれています。

白米のGI値が88なのに比べて、オートミールは55、そのため食べても脂肪になりにくく、ダイエットに抜群な効果が期待できます。

（参考サイト）
https://vegewel.com/ja/style/oatmeal
日本人の食事摂取基準（厚生労働省）

オートミールはふやかして食べるのが定番です。

まずは鍋にオートミールを入れ、オートミールがひたひたに浸るまで水や牛乳を入れます。

火にかけて焦げ付かないようにかき混ぜ、全体に火が通ったら完成です。

また電子レンジなどでもふやかすことができます。

1.オートミールお茶漬け
オートミールにお湯を入れてふやかし、お茶漬けの素を入れます。
ご飯がわりになるので朝だけでなく、昼や夜ご飯にオススメです。

2.オートミールクッキー
小麦粉などでつくるクッキーもオートミールで作るとカロリーをぐんと抑えられます。
また、腹持ちもいいので数枚でかなり満足感があると思います。
レシピを検索するといろいろ出てきますよ。

3.オートミールパンケーキ
オートミールに牛乳と卵をいれてミキサーにかけると生地が完成！
その生地を焼くとパンケーキができちゃいます。
お好みのフルーツなどと食べるとビタミンも一緒に摂取できてオススメです。

オートミールにはさまざまなレシピがあります！

最近では前日の夜に朝食の準備をするオーバーナイトオーツというやり方などもあります。

腹持ちもよく、ご飯としても間食としても使えるオートミール。

ぜひとりいれてみてくださいね！

[文:QUALITAS エステティシャン・管理栄養士　野澤 祥]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

※この記事は2024年7月24日の再投稿（再編集）記事です