【BOATRACE】尼崎ヴィーナス優勝戦 女子賞金上位勢が集結 守屋美穂が1号艇で迎え撃つ

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 ボートレース尼崎での「ヴィーナスシリーズ第16戦 尼崎プリンセスカップ」(10月26日~31日開催)は30日、準優の5日目が終了。31日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<尼崎 最終日 12R 優勝戦>
1枠 守屋 美穂(岡山・岡山)女子賞金 5位※
2枠 平山 智加(香川・香川)女子賞金 8位
3枠 平田さやか(東京・東京)女子賞金17位
4枠 細川 裕子(愛知・愛知)女子賞金 6位
5枠 藤原 菜希(大阪・東京)女子賞金11位
6枠 海野ゆかり(広島・広島)女子賞金12位
()内は出身・支部の順
※守屋美穂はG1・G2選出除外によりレディースチャレンジカップ、クイーンズクライマックスは除外

 今節は今年の女子賞金ランキング20位以内の選手が7人出場していたが、14位の長嶋万記を除く6人が優勝戦まで勝ち上がってきた。豪華メンバーでの頂上決戦だ。

 予選1位だった細川裕子が準優12Rで2着に敗れ、予選2位だった守屋美穂(岡山出身・岡山支部35歳)【冒頭の写真】が準優11Rのアクシデントレースをこらえ、「恵まれ」の1着でポールポジションを獲得。5月の宮島G2レディースオールスター以来となる優勝に王手をかけた。

 準優11Rでの守屋は1コースから逃げ切れず、川井萌がまくり差し先行、そこへ差した安井瑞紀が2マーク突進の形になり、川井は転覆。安井は妨害失格となった。2マーク差してくぐり抜けていた守屋は事故艇が出たことによる恵まれでの1着だっただけに、優勝戦ではしっかり逃げを決めたいところ。今節初日に通算1000勝を達成して水神祭を飾った守屋が、メモリアルシリーズで栄冠も手にするのか。今年5回目の優勝を狙う。

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 クイーンズクライマックス(QC)の出場権争いで最注目なのは3号艇の平田さやか(東京出身・東京支部40歳)【写真上】だ。今年の女子賞金ランキングは現在17位で、QC出場ボーダーまで約204万円差。ここで優勝(賞金80万円)すれば一気に差を縮められる。平田は今節3号艇が2回あったが、初日1Rで3コースまくり差し、5日目12R準優では1コース細川裕子に対して豪快な3コースまくり。いずれも1着を奪っている。2連対率2位の好モーター44号機とのコンビで快走を連発してきた平田が、優勝戦でもどんな攻めを見せるのか目が離せない。

 侮れないのは4号艇の細川裕子だろう。準優12Rで逃げ切れずポールポジションは逃したが、2連対率1位のモーター4号機はパワー健在。2・3・2・1・1・1・2・1・1・2着と今節ただ1人オール3連対をキープしている。カドから攻め切る力も十分だろう。

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