「もちろん慎之助…」松井秀喜氏がNYから見た巨人V 後輩に求める「二本の柱」の意味とは?

飯島智則
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【写真は共同】

 90年代から2000年の初頭にかけて、巨人軍不動の4番であり、球団の顔であり続けた松井秀喜氏(現ヤンキースGM付特別アドバイザー)は、今回の優勝をどう見ていたのか? かつてのチームメイト・阿部慎之助監督や後輩たちへの思いから、自身の記憶に残る優勝についても語ってもらった。『永久保存版 JERAセ・リーグ優勝2024メモリアルブック 読売ジャイアンツ優勝! 』(Gakken Mook)から抜粋して公開します。

投手力でもぎ取った4年ぶりのセ界制覇

 松井秀喜氏は、自宅のあるアメリカ・ニューヨークで巨人優勝の報を受けた。9月22日から25日まで日本に滞在しており、マジック4で迎えた25日のDeNA戦(横浜スタジアム)が行われている最中、戦況を気にかけながら日本を離れていた。

 シーズン終盤まで阪神と僅差で競い合うデットヒートを制しての優勝に、松井氏は開口一番「球団創設90周年の優勝、おめでとうございます」と祝福の言葉を贈った。

 ニューヨーク在住とあり、日ごろからライブで試合を観戦できるわけではない。だが、スポーツニュースなどのダイジェスト映像やインターネットの記事をチェックして、ペナントレースの行方を見守っていた。

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