【BOATRACE】“ヤング卒業”のグランドフィナーレへ地元・関浩哉がV宣言! 桐生ヤングダービー

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 ボートレース桐生(ナイター)では23日に、プレミアムG1「第11回ヤングダービー」(優勝賞金1300万円)の最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われる。前日、22日の5日目には9~11Rで準優勝戦が争われ、優勝戦メンバー6人が決まった。 

 準優初戦の9Rは、インから川原祐明(愛媛出身・香川支部29歳)【写真下】が逃げ切り勝ち、優出一番乗りを決めた。5コースからまくり差した澤田尚也が2着に入り優出切符を手にした。勝った川原は「ホッとしました。きょうは良かったですね。(向いてからの足は)少し足りないけれど、ほんの少しなので大丈夫。上の人たちに行かれる部分はあっても、戦える足はあります。優勝戦も精一杯頑張ります」と少し緊張気味に話したが、その後はいつものにこやかな笑顔を見せていた。

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 準優10Rはスリットラインでイン畑田汰一(東京出身・埼玉支部25歳)【写真下】がコンマ18とやや仕掛け遅れのタイミング。3コースのカドから佐々木翔斗の勢いが良く、一瞬まくるかと思われたが、1マークまでに畑田が何とか伸び返して先マイ敢行。有利な態勢からまくり差しに変化した佐々木だったが、先マイ畑田を差しとらえ切れず。畑田が逃げ切って1着。惜しかった佐々木が2着となった。

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 勝った畑田はピンチに見えるような隊形からの勝利に「ホッとしています。舟足は序盤に比べたら良くなっているけれど、回転が合っていないし普通だと思います」と、どちらかといえば淡々とした表情、舟足に関しては序盤から納得はしていなかった。最終日は一日かけた整備・調整で、何とか優勝戦までに満足のいく舟足に仕上げたいところ。

 準優ファイナルの11Rは、予選トップの地元・関浩哉(群馬出身・群馬支部29歳)【冒頭の写真】が1コースからコンマ12でタイミング的には5番目だったが、1マークは堂々の逃げ切り勝ち。差して続いた井上忠政が2着に入った。

 勝った関は「優勝するまではホッとできないので、もうちょっと足は上積みさせたいですね。底力はあると思うんですが、今のところは直線も含め普通なので」とモーター面には厳しいジャッジ。優勝戦へ向けては「早く楽になりたいですけど…。ここまで順調に来ているし、あとは逃げるだけ。桐生にこれだけお客さんが来ているのを、自分は初めて見たし、うれしくてめちゃめちゃ感動しています。明日は優勝します」とV宣言で気合を示した。

 2018年浜名湖の第5回大会では、当時23歳でまだ一般戦での優勝経験もなかった関が1コースから逃げてG1初Vを達成した。あれから6年、今やG1制覇3回、SG常連となっている関が2回目のヤングダービー制覇へ残すは1枠戦1つのみ。29歳となって地元でのヤング卒業、グランドフィナーレへ舞台は整っている。

 優勝戦メンバーと全国通算のG1実績は次のとおり。

<桐生 最終日 12R 優勝戦>
1枠 関  浩哉 (群馬・群馬) G1優出10回V3
2枠 畑田 汰一 (東京・埼玉) G1優出1回V0
3枠 川原 祐明 (愛媛・香川) G1初優出
4枠 井上 忠政 (大阪・大阪) G1初優出
5枠 佐々木翔斗 (大阪・大阪) G1初優出
6枠 澤田 尚也 (京都・滋賀) G1初優出
()内は出身・支部の順

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