マンチェスター・シティ、日本代表GK山下 杏也加を獲得
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「尊敬するのはエデルソン」シティ女子チームに加わる日本代表ゴールキーパー
28歳の山下選手は、これまで日本国内トップリーグで6度の優勝を果たし、直近ではINAC神戸 レオネッサで活躍していました。
ゴールキーパーとして、彼女はこれまでに74試合の国際キャップを獲得し、キャリアの中で17の主要タイトルを獲得しています。
山下選手は次のようにコメントしています。
「まず、このような素晴らしいクラブとチームに加入できることは大変光栄です。ここに来ることができて非常に名誉に感じています」
「私はとても貪欲な性格です。アジアで様々なトロフィーを獲得しましたが、自分自身をレベルアップさせるために挑戦が必要だと感じました。マンチェスター・シティは誰もが知る有名なクラブであり、今でも信じられない気持ちです」
「ベレーザ時代には、長谷川唯選手とプレーしていたので、彼女がいることはとても心強いです。彼女と再び一緒にプレーするのを本当に楽しみにしています」
「また、私が尊敬しているエデルソン選手がいるチームに参加し、同じシャツを着ることができることもとてもワクワクしています。昨シーズンの女子チームは本当に僅差だったと日本から試合を見ながら思いました。私はチームがタイトルを獲得するのをサポートし、チームに貢献したいと思います」
背番号31を背負う山下選手。2014年にクラブがプロ再始動して以来、初めてその番号を着用する女子選手となります。
マンチェスター・シティ女子チームのマネージングディレクター、シャーロット・オニールは次のように語っています。
「杏也加は印象的なゴールキーパーであり、多くの国内トロフィーを手にしている勝者です」
「最近の彼女の2回目のオリンピックでの活躍を世界の舞台で見ることができて喜ばしく思いますし、私たちが進化を続ける中で、彼女のような選手を迎えることで、今後何年もタイトルに挑戦できると思います」
「杏也加は新しいダイナミックさとさらなる経験をチームにもたらしてくれるでしょう」
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「杏也加をマンチェスター・シティに迎えることができて嬉しいです。彼女はさらに多くの国際経験をチームにもたらしてくれる選手であり、これからの3年間、一緒に仕事ができるのを楽しみにしています」
「山下選手は日本のトップリーグで6度の優勝を果たし、さらに8つの国内カップを手にしています。 さらに国際的な大会も加えると、彼女はこれまでにキャリアで17枚のメダルを獲得しています」
「それに加えて、彼女は過去9年間で7度、日本トップリーグのシーズンベスト11に選ばれ、2021/22シーズンには年間最優秀選手賞も獲得しました」
「彼女は勝者のメンタリティを持った選手であり、ステフ・ホートンやデミ・ストークスといった重要なベテラン選手が抜けた若いチームに、重要な経験をもたらしてくれる存在です」
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最終的に2023年のオーストラリアでの準々決勝で敗退しましたが、日本のフリー・フローイングな攻撃サッカーや、グループステージで最終的な優勝チームであるスペインに4-0で勝利したことは、多くの視聴者の注目を集めました。
注目すべき点は、なでしこジャパンがノックアウトステージに進出するまで無失点であったことです。山下選手はその中心にいましたが、本当にその実力を発揮したのは、ラウンド16でのノルウェー戦で、カリーナ・サーヴィクのゴールを阻止する素晴らしいセーブを見せ、緊張感のある終盤を戦いました。
シティのようにゴールキーパーの技術的な能力が重視されるクラブでは、山下選手の能力が際立ちます。
28歳の彼女の最大の武器の一つは、ボールを持った時の冷静さであり、ガレス・テイラーのチームに完璧に適しているようです。
サンディ・マキーバー選手が前十字靭帯の怪我から回復するまでの間、キアラ・キーティング選手やイヴ・アンネット選手とともに正ゴールキーパーの座を競うことになりますが、山下選手のピッチ上での能力と勝者のメンタリティは、非常に賢明な補強となるでしょう。
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