【スポナビGolf座談会】各メーカーから続々発売!2024年上半期に注目を集めた「ゴルフ用レーザー距離計」を語る

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軽量モデルから最新テクノロジー搭載機種まで、各メーカーからさまざまなゴルフ用レーザー距離計が発売されています。ゴルフライターの鶴原弘高さん、クラブフィッターの小倉勇人さん、ティーチングプロの石井良介さんに、2024年上半期に注目を集めたゴルフ用レーザー距離計について語っていただきました。

今やゴルファーの必需品ゴルフギア「ゴルフ用レーザー距離計」を語る

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鶴原:そもそもゴルフ用レーザー距離計はブッシュネルとニコンくらいしか選択肢がなかったですよね。ブッシュネルは値段が高かったから、ニコンのエントリーモデルを買ってしばらく使っていました。

知らないうちに「COOL SHOT 20i GⅢ」という3代目になっていて、小さいけどブルブル振動するし、いろんな所が進化していると思いますね。

石井:小さくて軽量のモデルががトレンドですよね。そして値段も抑えめのモデルが増えています。

小倉:自分は手が小さいから大きすぎると使いづらい時があるけど、これは女性でも手のひらサイズで使いやすそうですね。

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鶴原:キャディトーク「ミニオン」というレーザー距離計は、こんな小さいんですよね。

石井:電子たばこくらいのサイズでしょ。

鶴原:ポケットに入れちゃえるのが便利。大きいものを使う時は腰にホルダーを付けて使ってるんだけどね。

石井:ホルダーを付けるタイプなんですね?スイング中ってホルダーが気になってしょうがないので、僕はマグネットのついたモデルをアイアンのヘッドにパチッと貼ってこのまま地面に置いています。

小倉:自分はそうすると忘れる自信があるんですよ(笑)。だから必ず身につけたいので、小走りしても落ちないようなケースを買っているわけです。

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石井:ブッシュネル「ピンシーカーA1 スロープジョルト」もポケットに入りますね。

鶴原:ポケットに入るから便利。

小倉:これはなくす自信はあるな(皆笑い)

鶴原:ブッシュネルの良さは、踏んでも壊れなさそうな堅牢性にあると思う。

小倉:めちゃめちゃ強そうです。ちょっとした鈍器ですからね。本当に堅牢ですね。

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鶴原:小さくて軽くてポケットに入るモデルは、やはりちょっとプラスチックみたいなモデルが多いですけど、最近は少し高級感があるものも出てきましたね。

小倉:EENOUR「U800」も軽いのにちゃんとしっかりしていますね。

鶴原:機能もすごいし、質感もよいし。

小倉:外側をファッションで変えられるモデルもありますね。

鶴原:レーザー距離計は選び放題で今のゴルファーはいいなと思う。

石井:一番安いモデルだと1万円ちょっとくらいで買えるでしょ。

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小倉:TecTecTec!のオンライン限定モデル「Light」は税込で12,000円を切るくらいですね。さっきのぞいてみましたけど普通に使える。ちゃんとブルブル振動して教えてくれるんですよね。

鶴原:競技とかではなくてゴルフを楽しむくらいなら1〜2万円くらいのエントリーモデルで十分だと思う。競技に出るなら高低差の切り替えができるモデルがいいです。ロック機能もついているとか。

石井:周りから見て、そういった機能を使っていないのが分かったほうがいい。競技中にそういうつまらないことで、クレームをつけられるのは嫌ですからね。

鶴原:割とついてますよね。1番小さいピンシーカーA1スロープジョルトとか。これは高低差切り替えもなしだから。ずっと高低差が出てるやつだから。

石井:これで1番気に入っているのはUSBで充電できるから。電池交換しないでいいのは結構いいです。実際に車にスマートフォンとかを充電するケーブルを付けてることが多いので、そこに一緒に挿しておけばいいのでとても簡単。

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鶴原:ブッシュネルの最高機種「ピンシーカー プロ X3 プラスジョルト」も発売されましたね。これはアプリと連動させて風の情報を表示させる機能を搭載しています。

石井:気温・気圧・高低差にプラスアルファの風もわかるんですね。考え得る全てのものが詰まっていますね。

小倉:アプリと連動とはいえ、1つのガジェットで集約しているのはすごいですよね。

石井:最高峰モデルですからね。

小倉:あと計測も速い。

鶴原:大差ないけど、当てやすいのも当てやすいかな。

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小倉:昨年発売されたモデルですが「ピンシーカー V6 シフトジョルト」もすごく使いやすいですよね。高低差の切り替えもありマグネットが付いていて、これがなんでしょう、スタンダード感がありますよね。

鶴原:ただ、最高級機種になると、大きいし重くもなる。でも、小さいと持ちづらいとかブレやすいとかいう人もいますよね。

石井:重さがあった方が手ブレしづらいというのは感じるんです。軽いと扱い勝手がいいというちょうどいいところを備えているのが、ピンシーカーV6シフトジョルトですね。

小倉:自分は左利きなんで、右手でやると軽すぎるものはプルプル手ブレするんですよ。利き手でない方で使用する時は重たいものの方が楽なんです。

石井:長年の安心感というかブランドの歴史がどうしてもあるので、僕はついついブッシュネルを選んでしまう。ただ、ニコンはすごい軽いしいいなと思って見てます。

鶴原:最近は3点の距離を測れるモデルがいくつかのメーカーから発売されていますけど、カートプレーだとすごく便利ですね。アメリカとかだとコース内に入ってボールの横まで行ってパッと測れるけど。カート道のところからボールまで測って、そこからピンまで測るとボールからピンまで測れる機能は便利ですよね。

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鶴原:あとキヤノンからもレーザー距離計「Power Shot GOLF」が出ましたよね。録画機能が着いているのが特徴ですね。

小倉:普通のレーザー距離計は望遠鏡に計測機能が付いているわけですよね。

鶴原:キャノンのは液晶ビューファーンダーになっているから、デジタルズームができる。ズームした上で合わせたりとか。

小倉:つまりデジカメになっているということですね。

石井:ズーム機能は便利そうですよね。

鶴原:ズームの状態を録画できたりもする。どこに使うのかと考えると思い浮かばないけど。

石井:ボールを探しているときにフェアウェイにボールがあるか、グリーンに乗ってるか探すのにいいかも。

鶴原:手ブレ補正も入っているらしいので、新しい機種としては他のレーザー距離計にない機能を備えてるものとしてはちょっと面白いかと思います。

石井:キャノンと言えばカメラのメーカーですからね。

小倉:レーザー距離計は間違いなく持ってて便利だし、ゴルフをまた違う角度で楽しめるアイテムのひとつだと思うので、買っても損はないです。

鶴原:比較的お求めになりやすいものも増えていますので、持ってない人はぜひ手に取ってもらって購入する機種を考えてもらえればと思います。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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