なぜ痩せる?「納豆」がダイエットにいい5つの理由

MELOS -メロス-
納豆は良質のたんぱく質を豊富に含むことから「畑の肉」とも呼ばれます。たんぱく質だけではなく、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素をすべて含み、さらに食物繊維も含むバランスの良い食べ物です。

納豆はダイエットにメリットがあるのか、ないのか。令和版・納豆ダイエットについて探っていきましょう。

【MELOS】

納豆がもたらすダイエット的メリットとは

●納豆は低カロリー・低糖質
納豆1パック(50g)のカロリーはおおよそ80~90kcal。コンビニのおにぎり1個(約100g)の約半分、卵(Mサイズ)1個とほぼ同じです。

糖質は1パックあたり2.5g。大豆製品は総じて糖質量が少なめなので、糖質オフダイエットに向いています。
高たんぱく質で筋肉づくりをサポート
納豆1パック(50g)のたんぱく質量は8.3g。高タンパク質です。

たんぱく質は筋肉や骨など、体のさまざまな部分を形成するために必要な栄養素です。たんぱく質をしっかりと摂ることにより、筋肉量を増やすサポートにつながります。筋肉量が増えると基礎代謝量も上がり、脂肪燃焼しやすくなります。

腸内環境を整える納豆菌
納豆に含まれる納豆菌は、生きたまま腸内に届くとされています。そして、腸内の善玉菌を活性化させ、悪玉菌を抑制します。

「腸活」という言葉があるように、腸内の環境を整えることは、便秘だけではなく体質の改善にも役立ちます。
脂肪の蓄積を抑えるβ-コングリシニン
納豆の原料・大豆の大豆たんぱく(β-コングリシニン)には、脂肪の蓄積を抑える働きもわかってきました(※1)。

(※1)河村幸雄『発酵食品としての大豆の健康機能性』, J-STAGE日本醸造協会誌, 2000 年 95 巻 6 号 p. 386-394

血栓に働きかけるナットウキナーゼ
納豆にはナットウキナーゼと呼ばれる特有の酵素があります。ナットウキナーゼには骨形成を促したり、血栓を溶かす働きがあります。ただ、熱に弱いので長時間の加熱はNG。

ちなみに血液が固まるのは夜中~朝方のため、ナットウキナーゼの働きを考えた場合、夜食べるのがおすすめです。

ダイエット目線で見た、納豆の効果的な食べ方

納豆は常温がおすすめ
先述の通り、ナットウキナーゼは熱に弱い性質があるため、加熱せずに食べるのがおすすめです。ただし白いほかほかのご飯程度の熱なら、短時間であれば問題ないそう。

●納豆は1日1パック
納豆をはじめ大豆の加工品は、プリン体を多く含みます。納豆1パックにはおおよそ57mgのプリン体が含まれています。

大豆のほか、肉や魚介類にもプリン体は多く含まれます。そして、プリン体の過剰摂取は、痛風や腎結石などの原因となる「高尿酸血症」を引き起こす危険性があります。

高尿酸血症・痛風のガイドラインによると、プリン体の1日の目安は400mg。納豆だけを食べている分には心配はありませんが、他の食べ物とのバランスなども考えると、一日1~2パックが適切と考えられます。

●食べるのは朝夜どちらでもOK
旅館での献立などを思い出すと、納豆は朝食のイメージが強いです。これは、栄養価の高い食べ物のため、活動のスタートである朝に食べた方が良いという発想です。

ただ、ナットウキナーゼのところでもお伝えしたように、夜食べるのもOKです。

いつ食べるべきかという手段も大切ですが、食べたいタイミングで美味しくいただくこと、これが健康に繋がります。

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