【BOATRACE】安河内健にSG覇者・定松勇樹とG1覇者・末永和也が猛襲 唐津ウエスタンヤング
5日目、最初の準優勝戦10Rは4コースのカドから伸びてきた竹下大樹をブロックしつつ、絶妙なターンで振り切った1コースの末永和也(佐賀県出身・佐賀支部25歳)【写真下】が逃げ切り勝ち。大混戦となった2、3着争いは1周2マークで先手を取った實森美祐のボートがターンの出口で暴れてしまい、これに土屋南が接触。女子レーサー2人でもつれている間に新開航と中亮太が差し抜けて2、3着に浮上。3連単の1-5-3は1180円の5番人気。
優勝戦のメンバーと、デビュー以来通算の優勝回数は次のとおり。
<唐津 最終日 12R 優勝戦>
1枠 安河内 健(佐賀・佐賀)通算 3V
2枠 定松 勇樹(福岡・佐賀)通算10V
3枠 末永 和也(佐賀・佐賀)通算 9V
4枠 井本 昌也(山口・山口)通算 0V
5枠 山崎 鉄平(佐賀・佐賀)通算 0V
6枠 新開 航(福岡・福岡)通算20V
※()内は出身・支部の順
SG戦覇者(定松勇樹)が1人、G1戦覇者(末永和也、新開航)が2人という豪華メンバーになった。シリーズをリードしてきた地元佐賀支部の選手は4人の勝ち上がり、しかも3号艇までの内枠を独占。安河内健(佐賀出身・佐賀支部28歳)【冒頭の写真】の1コース戦を定松勇樹と末永和也がどう攻略するかがポイントのレースで、この3人による優勝争いが濃厚だ。
安河内は唐津での優出が6回目、昨年は2月、4月と2回続けて1号艇となり唐津初Vのチャンスだったが、ともに2着。「三度目の正直になると思うんですが、今度こそ!という気持ちです」と力こぶを入れる。ちなみに末永と新開は2回ずつ、定松も1回の当地優勝経験がある。
また、井本昌也と山崎鉄平は初優勝がかかる1戦。優勝者には9月に桐生で開催されるPG1ヤングダービーへの優先出場権が与えられるが、選考順位がボーダーより下で、勝率では出場が厳しい山崎は是が非でも優勝したいレースになりそう。また、前年覇者の新開航は連覇がかかっている。
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