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パターとしての完成度が高い！スコッティキャメロン2024年最新「ファントムシリーズ」

スポナビGolf 2024年5月27日 8:00

【スポナビGolf】

スコッティキャメロンから2024年最新「ファントム」シリーズが登場しました。クラブフィッターの小倉勇人さんに、その特徴や印象について解説していただきました。

スコッティキャメロンファントムシリーズ

【スポナビGolf】

スコッティキャメロンのファントムシリーズは、マレット型パターのシリーズです。ヘッドは4タイプあり、ネック違いを含めると全部で10モデルがラインナップされています。

【スポナビGolf】

基本的な角型マレットの形になっているのが、PHANTOM5とPHANTOM7のシリーズです。

【スポナビGolf】

ツアープレーヤーのフィードバックに基づいた独創的なアライメントデザインを採用しています。サイトラインやヘッド全体で形状が少しずつ違います。

【スポナビGolf】

PHANTOM5とPHANTOM7それぞれに5種類のネックが用意されています。

【スポナビGolf】

こちらがPHANTOM5です。

【スポナビGolf】

スタンダードな5シリーズでシングルベントのシャフトがついていて、わずかにトゥハングになっています。

【スポナビGolf】

PHANTOM5はフルシャフトオフセットで、シャフト1本分オフセットになっています。

【スポナビGolf】

3/4になっていたり、センターシャフトのモデルはノーオフセット仕様もあります。

【スポナビGolf】

特徴としてはステンレスの削り出しのきれいな形のマレットタイプです。

【スポナビGolf】

フェース面もステンレスの削り出しになっています。

マレットタイプは多くのモデルがインサートを搭載しています。ミスへの強さというところを強調してマレットらしさを追求していくと、インサートをつけたほうがニーズに合うと考えるメーカーが多いのかもしれません。

【スポナビGolf】

しかし、スコッティキャメロンはフィーリングや打感・打音を非常に大事にするブランドなので、ほとんどが金属のプレートでしっかり音がするフィーリング、感触を味わえるものを使っています。

【スポナビGolf】

フェースで打感などを追求しながらもアルミプレートをソールに使ったり、ウェイトを前面に着けたりして作り込んでいます。さすがだなといえる仕上がりになっています。

スコッティ・キャメロンファントム 5 パター（2024）

【スポナビGolf】

これがPHANTOM7.5です。

【スポナビGolf】

一般的なショートスラントです。

【スポナビGolf】

トゥハングはPHANTOM5と比べると大きいです。

【スポナビGolf】

PHANTOM7.5は3/4のオフセットになっています。

【スポナビGolf】

こういう部分は、かまえたときのボールの位置などでしっくりくるところが変わってくるので、より自分に合うものを選んでいただけたらと思います。

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【スポナビGolf】

今回のモデルに限ったことではないのですが、ファントムシリーズは質感の良さと所有感、しっかり作り込まれた性能、全部がともなっているのがすごいと思います。

【スポナビGolf】

グリップも自社で開発したフルコンタクトグリップが搭載されています。楕円形デザインを強調した独自の形状で手のひらの密着性を高め、フロントのフラット面を際立たせることでよりスクエアなセットアップをサポートしてくれるグリップです。ヘッドだけでなくグリップも自社で開発して作って、パターとしての完成度を作り込んでいるのがスコッティキャメロンたる所以だと思います。

スコッティキャメロンは昔は高価と言われてたんですが、ほとんど他メーカーと価格が変わらなくなってきました。高くて買えないと思っていた人は改めて他のパターと比較してみるのもありじゃないかなと思います。

スコッティ・キャメロンファントム 5 パター（2024）