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FWが苦手な人に使ってほしい！テーラーメイド「Qi10 MAX フェアウェイウッド」

スポナビGolf 2024年1月25日 8:00

【スポナビGolf】

テーラーメイドから、次世代のやさしさを追求したニューモデル「Qi10」シリーズが発表されました。クラブフィッターの小倉勇人さんに、Qi10 シリーズのフェアウェイウッド3モデルの中から「Qi10 MAX フェアウェイウッド」について解説していただきました。

Qi10 MAX フェアウェイウッド

Qi10 MAX フェアウェイウッドの性能と特徴

【スポナビGolf】

今回登場したQi10シリーズには、ドライバー・フェアウェイウッド・レスキューにもそれぞれQi10 MAXというモデルがあります。

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ステルス2から進化した点の1つはクラウンです。前作ステルス2はフェース側に金属のフレームのような部分がありましたが、今回のQi10 MAX フェアウェイウッドは全面がカーボンのクラウンになりました。

高い慣性モーメントを実現するためにクラウンのカーボンエリアを大幅に拡大した「インフィニティカーボンクラウン」という技術で、より大きな余剰重量を生んで重心を低くする部分が進化しています。

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さらにフェース面は「オプティフェース」（モデル別・番手別にICTフェースを最適化し、スイートエリアとボールスピードアップを生み出すフェースデザイン）が導入されました。MAXは、さらに上がりやすさやミスへの強さが追求されたフェースが搭載されています。

Qi10 MAX フェアウェイウッドを試打した印象

【スポナビGolf】

MAXは前作で言えば、ステルス2 HDの流れになります。ただ、打った感想としてはステルス2 HDとは違った印象があります。どちらも「つかまる」「上がりやすい」というところを追求したモデルですが、Qi10 MAXの方はつかまるというより左へ飛び出すという感じがします。慣性モーメントを高めて曲がらないという方向にチューニングされていることもあり、左に打ち出してそのまま強く真っ直ぐ飛んでいく印象を受けました。

右のミスが嫌いな人には非常にやさしくできていると思います。ボールをコントロールする点で「曲げる」とか「曲がる」という部分は非常に重要だと思いますが、安定して球を飛ばすという点では直進性はすごく重要な要素だと思います。

特にアマチュアにとってフェアウェイウッドというのはなかなかミート率を上げにくいクラブです。それを極力クラブでやさしくするという点で、Qi10 MAXは非常によくできている印象です。

Qi10 MAX フェアウェイウッドは注目のモデル

【スポナビGolf】

どちらかというとアスリートや中級者が使うQi10 TOURや前作ではステルス2 PLUSのラインが注目されがちですが、今回のQi10 MAXはやさしいという点でチェックしてほしいモデルだと思います。

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特にこのクラブはリシャフトすると大化けするのではないかと思います。自分のクラブのウェイトフローにしっかり合わせて作ると、非常に安定してグリーンを狙っていけるようなフェアウェイウッドができるのではないでしょうか。

「曲がらなさ」「ミスへの強さ」「上がりやすさ」といったフェアウェイウッドにほしい性能がギッチリ詰まっているモデルです。フェアウェイウッドが苦手な人はぜひ試していただきたいと思います。

【スポナビGolf】