優勝は東福岡か、桐蔭学園か、それとも佐賀工か―― 全国高校ラグビー大会の見どころを紹介
12月27日から2024年１月7日にかけて、各都道府県の代表51校（東京と北海道が2校。大阪が2校＋開催地枠で計3校）が出場し、大阪・東大阪市花園ラグビー場を中心に｢花園｣こと、第103回全国高校ラグビー大会が行われる。ここでは大会の見どころを紹介しよう。
Aシードの3校を軸に優勝争いか
大会日程は12月27日、28日に1回戦が行われ、30日はシード校が登場する2回戦、元日に3回戦が行われる。その後、1月3日に準々決勝、5日に準決勝、そして7日に決勝が開催される。なお3回戦と準々決勝の試合後、勝ち残ったチームの主将による抽選で、準々決勝、準決勝の対戦カードが決まる。
前回大会は持ち前の展開力だけでなく、FWでも力強さや強固な守備を見せた東福岡（福岡）が、5大会連続で敗れていた準決勝の壁を打ち破って、6大会ぶり7度目となる優勝を果たした。
今大会は上位チームの実力が拮抗しており、混戦が予想されている。ただし、Aシードの3校、Bシード10校の13校のシード校を中心に優勝争いが繰り広げられることは間違いないだろう。
Aシードは、自チームの選手中心に国体で優勝し、その勢いのまま連覇を狙う東福岡（福岡）、前回花園に出られなかった悔しさを糧に春の選抜大会をFWの圧倒的な力で制して、大会4度目の優勝をうかがう桐蔭学園（神奈川）、夏の全国7人制ラグビー大会で初の日本一に輝いた、BKにタレントが揃う佐賀工（佐賀）の3校だ。
前回大会は持ち前の展開力だけでなく、FWでも力強さや強固な守備を見せた東福岡（福岡）が、5大会連続で敗れていた準決勝の壁を打ち破って、6大会ぶり7度目となる優勝を果たした。
今大会は上位チームの実力が拮抗しており、混戦が予想されている。ただし、Aシードの3校、Bシード10校の13校のシード校を中心に優勝争いが繰り広げられることは間違いないだろう。
Aシードは、自チームの選手中心に国体で優勝し、その勢いのまま連覇を狙う東福岡（福岡）、前回花園に出られなかった悔しさを糧に春の選抜大会をFWの圧倒的な力で制して、大会4度目の優勝をうかがう桐蔭学園（神奈川）、夏の全国7人制ラグビー大会で初の日本一に輝いた、BKにタレントが揃う佐賀工（佐賀）の3校だ。
東海大大阪仰星、大阪桐蔭などBシード勢も上位をうかがう
Bシードには、新人戦では苦杯を舐めたが選抜大会ベスト4の常翔学園を大阪府予選決勝で破った、優勝6回を誇る東海大大阪仰星（大阪第3）、近畿大会王者＆選抜ベスト8でフィジカルラグビーが武器で優勝1回の大阪桐蔭（大阪第2）、そして大阪予選を勝ち抜いて花園初出場となる関大北陽（大阪第1）の大阪3校と、前回大会準優勝の報徳学園（兵庫）が入った。
さらにBシードには、中国大会優勝の尾道（広島）、その尾道と互角の戦いを見せた石見智翠館（島根）、年々力をつけて九州大会でベスト4に入った大分東明（大分）、今季はFWにも力強い選手が揃った伝統的に展開ラグビーが武器の茗溪学園（茨城）が入ったほか、選抜大会ベスト4＆関東大会2位の國學院栃木（栃木）、東海大会王者で例年以上に力強いラグビーを見せた中部大春日丘（愛知）も名を連ねる。
さらにBシードには、中国大会優勝の尾道（広島）、その尾道と互角の戦いを見せた石見智翠館（島根）、年々力をつけて九州大会でベスト4に入った大分東明（大分）、今季はFWにも力強い選手が揃った伝統的に展開ラグビーが武器の茗溪学園（茨城）が入ったほか、選抜大会ベスト4＆関東大会2位の國學院栃木（栃木）、東海大会王者で例年以上に力強いラグビーを見せた中部大春日丘（愛知）も名を連ねる。