【ガンバ大阪】ルヴァンカップの悔しさを胸に。新潟相手にホーム6連勝を飾ってみせる

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【ⓒGAMBA OSAKA】

ルヴァンカップの準々決勝では浦和に対してホームとアウェイでいずれも敗戦。リーグ最小失点の浦和の堅守をこじ開けることなく敗れたガンバだったが、今季ポヤトス監督のもとで積み上げてきたサッカーのポジティブな面も随所に現れた2試合だった。

決定力に泣いたのは事実だが、決定機を作れたのはチームの成長を物語る要素である。「あとはその回数を増やすことと、その質を高めたい」と山本も前向きだ。
佳境を迎えつつある2023シーズン、ガンバに残されたのはリーグ戦8試合の戦いだが、ポヤトス監督はガンバの立ち位置をこう語った。
「残り8試合、サポーターとクラブのために順位を改善して、出来る限り上の順位で終わることと、自分たちプレーのベース作りも引き続きやっていきたい」。

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直近の公式戦では1分3敗と勝利から遠ざかっているガンバだが、ホームのリーグ戦は現在5連勝中。「特に今年はホームで強い感覚が戻ってきているし、やりやすさも感じている。新潟戦はいい流れを取り戻すきっかけにしたい」(山本)。
ルヴァンカップの敗退の悔しさは忘れてはいないが「選手と未来を作っている」(ポヤトス監督)ガンバは気持ちを切り替えて新潟を迎え撃つ。

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直近の3試合はいずれもノーゴールで敗れているだけに攻撃陣の奮起は課題になるが、得点の少なさも失点の多さもチーム全体で共有すべき問題だ。
「チームが良かった時に比べるといいボールの奪い方が出来ていない」と話すのは東口。アウェイで新潟に3-1で快勝した際も、攻撃的な守備から鋭い攻撃を繰り出したガンバだが、「我々はしっかりとプレスをかけて、速く奪い返す、そして相手にプレーの流れを作らせないことが大事」とポヤトス監督は言う。
新潟もガンバ同様、ボール保持を重視するスタイルだが、新潟の最終ラインにいかにチーム全体で圧力をかけられるかがポイントになりそうだ。
ルヴァンカップでは連戦の疲労もあって、本来見せるべき裏へのアクションや素早い攻守の切り替えがやや鳴りを潜めたのは事実だが、連勝中に見せてきた縦に速く、そして鋭い攻撃で新潟のゴールをこじ開けたい。

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一方、新潟は現在15位。直近のリーグ戦5試合は1勝2分2敗という状況だが、決して大崩れはしていない。天皇杯の準々決勝では川崎F相手にPK戦までもつれこむ戦いを見せており、直近のリーグ戦も浦和相手に1-1のドロー。特に警戒したいのは、前節の浦和戦でJ1初ゴールを決め、U-22日本代表としてアジア大会を戦う小見と、「いいポジショニングを取って落ち着いてプレーしている。あそこからの配球には気をつけたい」と山本が警戒する元ガンバの高だ。
ポゼッションに長ける新潟だが、速攻と遅攻を臨機応変に繰り出すのが好調時のガンバ。「一つでも順位を上げるために勝ちたいというモチベーションもある」と話す東口の言葉をサポーターの前で体現する。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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