やさしいクラブでスコアリングしたい人に◎ タイトリスト「T200 アイアン」(2023年モデル)

スポナビGolf

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2023年、タイトリストから「Tシリーズ」アイアンがフルモデルチェンジされました。そこでゴルフライターの鶴原弘高さんに、最新の「T200 アイアン」の特徴と性能、試打した感想を解説していただきました。

2021年モデルとの比較

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T200 アイアンは、前作の2021年発売モデルにもありました。前作はバックフェース部分がマットなグレーっぽい色合いでしたが、今回はミラーっぽい仕上げのバッチが貼られていて少し高級感も出ています。これならかっこいいから使いたいという人もいるのではないでしょうか。

前作と比べると、少しだけロフト設定が変わっています。今回のT200は#7でロフトが30.5°という設定です。番手間のロフトピッチも少しづつ変わっています。その理由は、タイトリストが大事にしている最高到達点の高さとLANDING ANGLE(落下角度)です。このLANDING ANGLEをちゃんとつけて、グリーンに止まる球を打てるようにするテクノロジーとして入っており、今回のロフト設定にもつながっています。

T200 アイアンの性能と特徴

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T200はとてもクリーンで構えやすい見た目でシンプルなデザインをしていますが、小さなヘッドにテクノロジーが詰め込まれているモデルになっています。

前作同様、タイトリスト独自の「マックスインパクトテクノロジー」がヘッド内部に搭載されています。

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フェース面の中で形状的にトゥ側の広い部分が反発性が高く、ヒール側の狭い部分は反発が低いという構造上の特徴があります。これをヒール側でも反発するようにして、そのままだとトゥ側が反発し過ぎてしまうので後ろからそれを少し抑えています。これでフェース全域で高い反発力が得られるようになっているのが「マックスインパクトテクノロジー」です。

このテクノロジーを搭載しているは、Tシリーズの中ではT200とT350モデルです。アスリートモデルのT100やT150より圧倒的にやさしいのが、T200アイアンと言えます。

Tシリーズの中での立ち位置

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Tシリーズの中で、T100とT150はかなりアスリート寄りのモデルになっています。T200はかまえると、T100・T150と変わらないスッキリとしたオフセットの無い状態の見た目ですが、打ってみるとかなりやさしいモデルです。

T200アイアンを試打した印象とおすすめユーザー

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今回のT200はフェース面はL型の鍛造フェースが使われてますが、フィーリング的にはかなり良くなっています。前作ほどの弾き感が抑えられていて、特に屋外で打つとしっかりしたソリッドなフィーリングを味わえます。

T100やT150よりもT200のほうがミスに強いので、やさしいクラブでスコアリングしたい人におすすめです。ちょっと飛ばせるモデルではありますが、高さも出てスピンも入りグリーンに止められるのが魅力のアイアンです。

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Tシリーズのアイアンをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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