【トレイルランニングシューズレビュー】BROOKS「CASCADIA 17(カスケディア 17)」「CASCADIA 17 GTX」
走るほど癖になるスムーズなライド感が魅力のスーパーオールマイティー
【写真提供:トレイルランナーJP】
【写真提供:トレイルランナーJP】
【写真提供:トレイルランナーJP】
伸縮性があり通気性が高いメッシュアッパー。トウとサイドはしっかりと補強。 【写真提供:トレイルランナーJP】
ヒールは内蔵プレート+オーバーレイの補強。 【写真提供:トレイルランナーJP】
アッパー内側のアンダーレイの補強とライナーと一体化したタン。 【写真提供:トレイルランナーJP】
サイドから顔を出すロックプレート。ボトム部はウェーブ形状に仕上げられている。 【写真提供:トレイルランナーJP】
フレックスグルーブによって6つのゾーンに分割されたアウトソール。 【写真提供:トレイルランナーJP】
(上)「CASCADIA 17」、(下)「CASCADIA 16」 【写真提供:トレイルランナーJP】
トレイルを走ってみると、程よいクッション、程よい反発、程よいロッカーで、ソールが厚めの割に癖のないナチュラルなライド感で流れるように自然に走れる印象でした。そして、この「流れるような」感覚を決定的なものにしているのがアウトソールポッドだと思います。とくに小石のような小さな起伏を綺麗に吸収してくれるため、走行中の足のねじれが減少し、結果として疲労も少なくなります。
トレイルの凹凸を吸収して足を安定させるトレイルアダプトシステム。 【写真提供:トレイルランナーJP】
「CASCADIA 17」は履いた途端に感じられる鋭い反発やふかふかのクッションはありませんが、一日中山を走ってみると、どんなシチュエーションでも安定していて、結果として疲労が少なく、いつもより長く走れるシューズでした。派手さはありませんが、履けば履くほどありがたみを感じられるシューズだと思います。
バリエーションとして防水モデルの「CASCADIA 17 GTX」もラインナップしています。「CASCADIA 17」はマッディな路面でしっかりとグリップしてくれるので防水モデルとの相性は抜群です。ハイクで使用したり、降雪時のランニングなどでも活躍するので防水シューズを、一足持っていたいと思うなら、「CASCADIA 17 GTX」はお勧めです。
(左)「CASCADIA 17 GTX」、(右)「CASCADIA 17」 【写真提供:トレイルランナーJP】
【写真提供:トレイルランナーJP】
カスケディア 17
・価格 : ¥19,800(税込)
・サイズ : men’s 25-30cm、Women‘s 22.0-26cm
・カラー:men’s 2色(GEN、GRY)、Women‘s 2色(NB、GRY)
・ミッドソールの厚さ:フォアフット12㎜、ヒール 20㎜
・ドロップ:8mm
・重量:310g(27cm)
【写真提供:トレイルランナーJP】
カスケディア 17 GTX
・価格 : ¥23,000(税込)
・サイズ : men’s 25-30cm、Women‘s 22.0-26cm
・カラー:men’s 1色(B/BK)、Women‘s 1色(NB)
・ミッドソールの厚さ:フォアフット12mm、ヒール 20mm
・ドロップ:8mm
・重量:330g(27cm)
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