2023年5月1日〜31日の1か月で最も売れたパターをランキング形式でご紹介します。ゴルファーにいま最も注目されているパターはどれか、ぜひチェックしてみてください。

※ランキングは矢野経済研究所｢YPSゴルフデータ｣を参考にしています。

ラケット･ホーゼルと名付けられたネックは、テニスラケットのスロート部分のように2本のシャフトで支える構造を応用して、より面で支えるようにしてミスに強くなっているのが特徴です。

通常、トゥ側、ヒール側に外したときは方向性がブレるのですが、それがとにかく少ないです。ストロークに集中できるので非常に安心して打てます。構えて打ってみると、ネックが邪魔にならないことや、ネックの効果、ミスの強さを体感できます。

今から20年前、ホワイトホットというモデルがオデッセイから発売され、打感の良さ、フィーリングの良さ、ヘッドのバリエーションの多さで非常に大きなヒットを飛ばし、プロにも長年愛用されてきました。

進化したインサートはオデッセイの中でも何回か登場していますが、やはり、旧モデルのインサートが良いという声が多く、今回OGモデルとして再現しました。

当時のパターは軽かったのですが、今シリーズは重量が調整されているので、若い人にも良いパターとして受け入れてもらえるモデルに仕上がっています。

テーラーメイドが数年かけて開発した「ハイドロブラスト製法」で、高圧の水を吹き付ける表面仕上げで耐久性と滑らかな光沢を実現しています。

このパターを評判にしたのがトラスホーゼルです。ネック部分が1本だと、芯を外したときのヘッドが重心に対してブレる動きがどうしても発生するので、これを面で支えることで芯を外したときのブレを抑え、安定した転がりが得られるネック形状です。

これが日本の女子ツアーで人気を集めて、TPコレクションを使っている女子プロのほとんどがトラスホーゼル搭載のモデルを使っているほどです。

4位：タイトリスト「スコッティキャメロン スーパーセレクト パター」

（※ニューポート パター）
ヘッド素材：ステンレススチール
長さ（インチ）：33、34、35

5位：テーラーメイド「スパイダーGT X パター」

（※トラス TM2 パター）
ヘッド素材：軽量アルミニウム、ステンレススチール
長さ（インチ）：33、34

6位：テーラーメイド「スパイダー GT パター」

（※シングルベント パター）
ヘッド素材：ステンレススチール
長さ（インチ）：33、34

7位：テーラーメイド「TP トラス パター（'23）」

（※B1TH トラスヒール）
ヘッド素材：ソフトステンレススチール、カーボンコンポジットトラスホーゼル
長さ（インチ）：33、34

8位：PING「2023 パター」

（※ANSER パター）
ヘッド素材：304ステンレススチール、タングステン
長さ（インチ）：31〜36（カスタム対応）

9位：テーラーメイド「TPコレクション ブラック パター」

（※ジュノ 1.5 トラスヒール）
ヘッド素材：ソフトステンレススチール、ブラックPVD
長さ（インチ）：33、34

10位：オデッセイ「2-BALL TEN パター」

（※ TEN パター）
ヘッド素材：ステンレススチール
長さ（インチ）：33、34

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。