アプローチはクローズスタンスで！？中島啓太が松山英樹直伝アプローチを実践レッスン【前編】
『トッププロレッスン K's STUDIO』は毎週土曜日更新！今回は中島啓太編第4話からレッスンパートをスポナビDoでちょい見せ公開！（前編動画は6分36秒頃から）
※リンク先は外部サイトの場合があります
松山英樹直伝クローズスタンスのアプローチ
アプローチについてお聞きしたいのですが、今持っているものは。
中島プロ：
56度のウェッジです。
深堀プロ：
いろいろな打ち方がアプローチにはあると思うのですが、お話しを聞いていて少し気になったのがクローズスタンスです。
松山英樹選手にも色々教わったと聞きましたが、どういう意味でクローズスタンスにするのか、その打ち方も教えてください。スタンダードな状況の時の56度はどういう意識で打っていますか。
56度はボールの位置はほぼ真ん中で、普段からほぼクローズスタンスで構えます。
深堀プロ：
今のクローズスタンスにする時に、右足を後ろに引かれたと思うのですが、クローズスタンスの意識は、スクエアに構えてか右足を後ろに下げている感じですか。
通常のスクエアで構えているところから、右足を少し後ろに引いて、クローズスタンスに構えています。
深堀プロ：
この構えは、コースなどに出ても同じルーティンですか。
※リンク先は外部サイトの場合があります
はい。最後に右足を引きます。
深堀プロ：
最初から右足を後ろに引いて構えるのではなく、ある程度目標を合わせてから右足を引く感じですか。
中島プロ：
最初からクローズスタンスにすると、どんどんアドレスが右にズレるので、基本的に真っすぐスクエアに構えた後に右足を引いてクローズスタンスを作っています。
深堀プロ：
スクエアに構えた後に、右足を引くことによって生まれる良さは何ですか。
体が右を向いて開かなくなるので、ボールを体の正面で捉えやすいです。
深堀プロ：
クローズスタンスにすることで、バックスイングで右肩が回りやすく、ダウンスイングで左側に壁ができやすいというメリットがあるんですけど、アプローチでそのようなメリットはありますか。
アプローチでも左側の壁は意識しますし、僕はショットで左ヒジが出やすいスイングなので、左側に壁を作ることによって、左ヒジが出る傾向を抑えて体の正面でインパクトできます。
※リンク先は外部サイトの場合があります
クローズスタンスのアプローチで左ヒジ出ないようにする練習法
左ヒジを出すのを修正する練習法はありますか。
ドリルは右足をツマ先立ちして打つことをやっています。ボールの近くに立って左太ももに左手を当てるくらい壁を意識して、バンスを上手く地面に当てて打つ練習をしています。
深堀プロ：
横から見ていてわかりやすかったのが、入射角が鋭角に入らないで、クラブぼロフト通りにインパクトしやすいという感じに見えましたけど、その辺の意識はありますか。
ロフト通りに当てるように意識しています。ボールが速く飛びすぎることもないので、なるべく手が真っすぐの状態で当たるようにして、ハンドファーストにならないようにしています。
深堀プロ：
昔は、ボール位置は右足の前でハンドファーストでインパクトを迎えろと言われてました。
※リンク先は外部サイトの場合があります
ハンドファーストに慣れている人は、ハンドファーストの状態でインパクトするのではなく、手が真っすぐの状態でインパクトをするのが結構大変なんです。
手が正面の位置でインパクトする練習をするためには、先ほどの練習法が有効なんですね。
中島プロ：
そうですね。
深堀プロ：
ドリルでやった打ち方を1球ずつ見せてもらってもいいですか。まずは右足をツマ先立ちする方からお願いします。
打った後のフェースの向きがすごくいいですね。
左太ももに当てる感じの打ち方を見せてもらってもいいですか。
すごくわかりやすいです。
中島啓太（なかじま・けいた）。2000年6月24日生れ。埼玉県出身。2015年中学3年の時『日本アマ』決勝で金谷拓実に敗れ準優勝。代々木高校時代の2018年には日本代表として『アジア大会』で団体・個人とも金メダルを獲得。日体大3年の2021年は7月に『日本アマ』で優勝。同年9月には『パナソニックオープン』でプレーオフの末、永野竜太郎を下し優勝。男子ツアー史上5人目（73年以降）のアマチュア優勝。2022年9月プロ転向。2023年6月『ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント』でプロ転向後初優勝を果たした。
※リンク先は外部サイトの場合があります
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ