全米女子アマ覇者・馬場咲希、歴代優勝者の梶谷翼など オーガスタに10人の日本人女子アマ選手が集結!

北村収

豪快なショットに加えて、笑顔も魅力の馬場咲希(2023年Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント) 【Photo by Atsushi Tomura/Getty Images】

 4月第2週に開催されるマスターズ。その前週、オーガスタナショナルGCには世界のトップ女子アマチュアが集結する。今年で4回目の開催となる「オーガスタナショナル女子アマチュア」だ。

 世界アマチュアランキングの上位者や過去優勝者など、世界最高峰の女子アマチュア競技に20カ国から72名の選手がエントリー(3月26日時点)。日本人はなんと10名選手が名を連ねた。

 予選ラウンドは3月29と30日の2日間、オーガスタナショナルGCの近隣にあるチャンピオンズリトリートGCで開催。31日はオーガスタナショナルGCの公式の練習日となり、31日にオーガスタナショナルGCで決勝ラウンドが開催される。

8キロ増量でさらに飛距離アップした馬場咲希

 注目を集めるのは、日本人の中で最高位となる世界アマチュアランキング3位で、昨年の「全米女子アマチュアゴルフ選手権」を制している馬場咲希だ。

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 今年も1月の「オーストラリア女子アマチュア選手権」で2位に入るなど好調を維持。プロの試合にも積極的に参戦しており、2月の米国女子ツアーの「ホンダ LPGAタイランド」は34位タイ、3月の国内女子ツアー「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」では16位タイに入った。

 175センチの長身から繰り出す豪快なドライバーが魅力の馬場。「オフに8キロ増やしました」と体重を増やしてドライバーの飛距離はさらにアップした。3月のジャパンゴルフフェアのトークショーでは、一緒になったマスターズの出場経験のある宮里優作選手から「オーガスナショナルGCについても少し話しました」と情報収集。「決勝まで進めるとオーガスタナショナルGCで試合ができるので楽しく頑張りたいです」と抱負を語っていた。

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著者プロフィール

1968年東京都生まれ。法律関係の出版社を経て、1996年にゴルフ雑誌アルバ(ALBA)編集部に配属。2000年アルバ編集チーフに就任。2003年ゴルフダイジェスト・オンラインに入社し、同年メディア部門のゼネラルマネージャーに。在職中に日本ゴルフトーナメント振興協会のメディア委員を務める。2011年4月に独立し、同年6月に(株)ナインバリューズを起業。紙、Web、ソーシャルメディアなどのさまざまな媒体で、ゴルフ編集者兼ゴルフwebディレクターとしての仕事に従事している。

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