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想像以上に構えやすい！オデッセイ2023年最新モデル「ホワイトホットヴァーサパター」

スポナビGolf 2023年3月26日 8:00

【スポナビGolf】

2023年、オデッセイから「ホワイトホットヴァーサパター」が発売されました。今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに、最新モデルの特徴や印象について解説していただきました。

ホワイトホットヴァーサパターの特徴：アライメントの重要性

【スポナビGolf】

ホワイトホットヴァーサは黒･白･黒のカラーリングが特徴です。こんなカラーリングになっている理由は、ズバリ構えやすさを追求するためです。

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実は目標に対して、パターを正確に構えている人は意外に少ないです。自分の利き目によって、真っ直ぐ構えているつもりでも歪んで見えてしまうことが結構あります。

例えば、左目が利き目の場合、左目の真下にボールをセットするとちょうど真下にフェース面が見えるのでスクエアに構えやすいですが、右目が利き目の場合、斜めにヘッドを見るため意外とフェース面が歪んで見えるのです。利き目と構えた位置の関係性でフェース面が歪んで見えるため、打ち出し方向がズレてしまう要因のひとつになるのです。

【スポナビGolf】

そこを解決してくれるのがこの「ホワイトホットヴァーサ」です。

縦に色を分けた、フェース面に対して平行のラインが2つ入っています。これによってボール位置がどこであっても、目の真下にフェースと平行のラインがあるので、目標に対して正確に構えやすくなるのです。これはシンプルですがとても効果があります。

アライメントがないモデルで近いものは「ホワイトホット OG」というモデルがあります。違いはコントラストのあるアライメントと、ウェイトが少し変更になっていて重心がより浅めになっている点。もともと「ホワイトホット OG」も極端に深い重心だったわけでもないので、両方とも十分操作性がありますが、より精度を高めてきたのが「ホワイトホットヴァーサ」に搭載されているウェイトです。

ホワイトホットヴァーサパターの特徴：モデルバリエーション

【スポナビGolf】

ヘッドのモデル数も多く用意されています。人気の「ホワイトホットヴァーサ SEVEN」は形状自体も構えやすいだけでなく、構えやすいアライメントがしっかり色分けによって作られています。

実物を見かけたら構えてみてください。自分がどこを向いているかを認識しつつどこを見ると一番構えやすいか。フェース面を見て正確に構えられているかは、基準が多いものの方が確認しやすくなります。そういう意味では非常に構えやすいパターです。

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シンプルな「ホワイトホットヴァーサ ONE」です。ブレードタイプでもしっかり色分けされてますので非常に構えやすいモデルになっています。

ホワイト・ホット VERSA ONE パター

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「ホワイトホットヴァーサ TWELVE」はフェースに対して平行に入っているしましまのアライメントではなく、横に大きく色分けされています。もちろんコントラストによるアライメントの効果もありますが、個人的には往年の名器「2-BALL ELEVEN TOUR LINED」と同じような効果があると思います。振ったときに白いラインの残像が現れるので、ヘッドの動きもつかみやすいです。