プロも愛用!構えやすさ操作性を選べる!オデッセイ「2-ball Ten & Ten パター」

スポナビGolf

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今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに、オデッセイのTenシリーズ「2-ball Ten & Ten パター」2機種の特徴を語っていただきました。プロの意見を集約して改良されたモデルなので、パター選びの参考にしてみてください。

オデッセイ「2-ball Ten & Tenパター」形状の特徴

平べったい形状にウェイトを左右後方に設置したモデルで、テーラーメイドのスパイダーがこの形で人気に火がついて有名になりました。

オデッセイも自社のノウハウで作り込んできて、今回のTenシリーズは前作と同じ形・同じコンセプトで作った形状をプロの意見を集約して改良したモデルチェンジになっています。

性能の特徴

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以前のオデッセイは「ウインドウ」と呼んでた部分がありましたが、今回のモデルはそれを埋めています。

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後方のウェイトもロケットのような形状から、スクエアに構えやすい直進的な形状に改良されています。

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今までにも搭載されていたマイクロヒンジインサートもさらに改良されて、少し打音が高くなっているようです。実際打ってみると、カチッとした音がしてストロークの大きさで音も変わり、タッチの出しやすい打音に変わっています。

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このTenシリーズは、直線的なサイトラインのTenとサイトラインの違う2-ball Tenがラインナップされてます。この2本はベントネックで仕様としては同じです。

2-ball Tenパター

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2-ballの良さはいい意味でアバウトに構えられる点です。

直線的なサイトラインが多いと歪んで見えてしまう場合もあります。その点、2-ballは曲線でボールを3つ並べるように構えられて向いてる方向を作りやすく、2つの白丸のデザインがストローク中に残像として残るので、自分のヘッドの動きをイメージしやすくなります。

2-ballの上にサイトラインの入ってるものもあるので、振ってる残像はあるけどラインが欲しいという人はそちらのモデルを選ばれると良いと思います。

豊富なモデルラインナップ

このシリーズの良い点は、ヘッドの形状はそのままでネックの形状が数種類用意されているところで、シートスラント・センターシャフトがあります。これは振り心地にかなり大きく影響するので好みに応じて選ぶことができます。

サイトラインもいくつかパターンがあり、Tenはまっすぐな部分、トリプルトラックという複数のラインを入れてより視覚的に構えやすくする仕掛けのラインも用意されています。

フィーリングはきちんと作っていて、視覚的なところや振り心地の違いなどネックやサイトラインを好みで選べるのでとても良いモデルだと思います。

STROKE LABシャフト

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オデッセイの最近のパターの特徴の1つになっているSTROKE LAB(ストロークラボ)シャフトが今回も採用されています。

スチールとカーボンの複合したSTROKE LABシャフトを今回さらに改良を加えていて、スチール部分をより短くしてカーボン部分をより長くしています。

効果としては重い部分をより両サイドに振ることができ、カーボン部分は軽くしやすいので、フィーリングの向上・幅広いスイングテンポへの対応ができるように改良されているようです。

おすすめのユーザー

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このTenシリーズは、基本は投影面積の大きいウェイトを後方につけたミスに強い大型マレットらしいパターです。

ネックの違いで操作性を少し変えることができるので、好みに応じてミスに強いオートマチックなモデルになります。

結果を求める方、パターが苦手な方にとってもオートマチックに振りやすいパターです。構えやすくプロの要望を入れ込んだやさしいパターを、いろんな人が使えるように幅広いバリエーションを持った非常に懐の深い使用になっている印象です。ぜひ一度試してみてください。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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