連載:WBCプール展望&ライバル国分析

【WBCプールB展望】日韓の2強に残る3カ国が挑む 韓国は2大会連続の1次R敗退から雪辱なるか

データスタジアム株式会社

東京五輪で金メダルを獲得した侍ジャパン。WBCでの王座奪還にも期待が膨らむ 【Photo by Koji Watanabe/Getty Images】

 野球の世界一を決める第5回WBCがいよいよ3月に開幕を迎える。2017年以来、6年ぶりの開催となる今大会は、過去最多となる20の国と地域が出場。1次ラウンドはA~Dの4つのプールに分かれての総当たり戦が行われ、プール上位の2チームが準々決勝ラウンドへと進出。ここからはトーナメント方式となり、フロリダのローンデポ・パークにて決勝戦が行われる。本コラムでは出場国のチーム紹介、および1次ラウンドのプール展望を示したい。

日本

戦績
2006年:優勝
2009年:優勝
2013年:ベスト4
2017年:ベスト4

【画像提供:データスタジアム株式会社】

 栗山英樹監督率いる侍ジャパン。2017年の前回大会ではアメリカに一歩及ばず、2大会連続の準決勝敗退となったが、その後の国際大会では強さを取り戻している。19年のプレミア12では、4番・鈴木誠也が打線をけん引して優勝。21年の東京五輪では山本由伸ら投手陣の活躍などで接戦を制し、金メダルを獲得したことは記憶に新しい。

 これらの栄冠を経験した選手は今大会のメンバーにも数多く名を連ね、投打ともに隙のない陣容となった。さらに大谷翔平ら複数のメジャーリーガーが参戦。日系選手では初となるL.ヌートバー(カージナルス)が代表に加わるなど、戦力の充実度は侍ジャパン史上最高といっても過言ではないだろう。3大会ぶりの頂点を目指すドリームチームの戦いぶりに注目したい。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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