やさしくゴルフしたい人の所有感を満たすクラブ!キャロウェイ「グレート ビッグバーサ」シリーズ

スポナビGolf

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2022年11月、キャロウェイから「グレート ビッグバーサ」シリーズが発売されました。クラブフィッターの小倉勇人さんに、「グレート ビッグバーサ」シリーズの特徴や印象についてまとめて解説していただきました。

グレート ビッグバーサシリーズの特徴

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グレートビックバーサシリーズの前モデルであるビッグバーサ B21 シリーズは、適度なつかまり、適度な重量で、初心者から上級者まですすめられるやさしいクラブとして発売されていました。

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今回は「グレート」という名前が付いてさらに進化しました。どう進化したかというと、現在のキャロウェイのテクノロジーをふんだんに使い、少し軽量で楽にゴルフができるシリーズになっています。

グレート ビッグバーサ ドライバー

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ドライバーは、ローグSTシリーズの軽量モデル「ローグST MAX FAST」よりも10gほど重いです。ローグST MAX・ローグST MAX Dに比べると、大体8gほど軽く仕上がっています。

軽量なローグST MAX FASTとMAXの中間を埋めるようなポジショニングになってます。ただ中間を埋めるだけではなく、ふんだんにテクノロジーを詰め込み、軽量だが飛んで曲がらない性能を狙ってきた印象です。

グレート ビッグバーサ フェアウェイウッドとユーティリティ

フェアウェイウッドとユーティリティも、ドライバーと同じように非常に軽量にしつつ強い球を打たせるというテクノロジーで設計されています。

象徴的なのが搭載されているウェイトです。ウェイトを搭載するということは、それだけ余剰重量を生まなければいけないのですが、その作り方がものすごいです。

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フェアウェイウッドには、50gと15gのウェイトが1つずつ搭載されています。ボディやフェースに軽量な素材のチタンを採用することで、余剰重量をヘッドの内外に約65gのウェイトとして搭載しています。

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ユーティリティには、78gのウェイトが搭載されています。フェアウェイウッドと同様ボディやフェースにチタンを採用し、約100gの余剰重量のうち約78gのタングステンウェイトを再配置しています。それくらい軽く作れるところはギリギリまで軽くして、より理想の重心を追求しているモデルになります。

頑張って振るという感じよりは、サラッと振って強い球を打つ性能が設計にも現れていると思います。

グレート ビッグバーサ アイアン

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アイアンは、ボディがチタンでできています。今までチタンボディのアイアンというのは、記憶にないくらい驚きました。

そして、余剰重量が145gのウェイトが搭載されています。ボディやフェースに強度の高いチタンを使用して余剰重量を生み出し、最大で145gのタングステンウェイトをバックフェイス下部に配置しています。145gってクラブの半分くらいですからね。

それくらいがウェイトに変換されているということは、それだけ極端にやさしさを追求した性能になっているアイアンです。これはなかなか、非常に面白いアイアンです。

グレート ビッグバーサ シリーズのおすすめユーザー

かなりのテクノロジーで固められている、結構尖ったクラブに仕上がっています。

特にドライバーは軽量でありながら強い球が打てる仕様になっています。アイアンはチタンボディを使って最大145gのウェイトを搭載している、かなり数字的にもビックリするような仕様です。ハードヒッターやアスリートが使うモデルとしては軽めかもしれませんが、やさしくゴルフをしたい人に所有感を満たしてくれるクラブになっていると思います。ぜひ一度試してみてください。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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