アスリートから初心者まで使える!ミズノ2022年最新モデル「JPX FLI-HI ユーティリティ」

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クラブフィッターの小倉勇人さんに、ミズノの2022年最新モデル「JPX FLI-HI ユーティリティ」について試打・解説していただきました。

JPX FLI-HI ユーティリティの特徴

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基本的にはシンプルなウッド型ユーティリティです。割と大きめなヘッドで、ロフトもあって深い重心でやさしいモデルという印象でしたが、非常に凝ったモデルになっています。

ロフトが、20°・23°・26°・29°の4タイプあります。今回試打したのは、26°です。ロフトが増えるほど重心は浅く設計して、アイアンの繋がりを考えた仕様になっています。今までもこうした仕様はあったとは思いますが、明確にアイアンとの繋がりを考えたものは珍しいと思います。

試打した印象

実際に試打してみると、非常に拾いやすく、自分のミートポイントがアイアン型・ウッド型どちらで振っても揃いやすかったのが印象的でした。

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理由のひとつとして、FP値がそれほど大きくなく構えやすい点が挙げられるでしょう。

FP値が大きすぎたり重心が深すぎたりしたら、アイアンのように振れなくなり、どうしてもウッド型になりやすいです。

クラブが短くなってロフトが増えるほど、高さが出て飛ばない方向に設定されたクラブになるほど、アイアンの繋がりを考えてできた設計になっています。そのあたりもしっかり考えて設計されています。

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打感は打っていて「ピシッ」と感じるような、弾いてクリアな打感です。気持ちいい打感を感じつつ、高弾道ではないそこそこの高さが出ます。

ロフトに合わせて重心を浅くしているので、ロフトが多いほど上がるという仕様ではないです。その分コントロールはしやすくなっています。

非常に狙ったところに打ち出せるのは、ユーティリティにとっては大事なこと。特にロフトの多いモデルは引っかかりやすいんです。そういったところをうまく軽減させていて、狙ったところに飛ばしやすい仕様になっています。

おすすめユーザー

シャフトを変えれば、アスリートがピンポイントで狙っていけるクラブに十分なり得るヘッドだと思います。アスリートから初心者まで使えるモデルです。

どうしても右に逃げちゃう人は、もう少しつかまりのいいモデルを選ぶといいと思いますが、長い距離を狙ったスコア重視の人には、やさしく使えるユーティリティだと思います。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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