クラブフィッター小倉さんがキャロウェイ「ローグST MAX フェアウェイウッド」を改造してみた
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ローグST MAXフェアウェイウッドの特徴
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ショートウッドはパワーのない人がよりボールを上げやすくしたり、アスリート向けではないポジションのクラブです。理由はロフトのあるフェアウェイウッドは、ボールがつかまり過ぎてしまうからで、構造的に自然とつかまる方向に動くんです。
つかまり機能が強いフェアウェイウッドは、上級者やプロにとってつかまり過ぎてしまいます。ある程度ヘッドスピードのある人は、ユーティリティやロングアイアンで狙える距離と重なるので上級者は触れない番手になってます。
自分に合うショートウッドを作ってみた!
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ローグST MAXの9番と11番の改造のポイントは、つかまり過ぎを抑えるということと、自分の振り心地を他のクラブと揃えるということです。
ローグST MAXフェアウェイウッド9番の改造
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9番と11番を打ってみた感想としては、普通の5番や3番ウッドと同じようなイメージで打つと、思ったよりもミート率が上がらない印象でした。
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ロフトが大きくなるほど、どうしてもフェース下部が出てしまうんです。FP値が大きくて出っ歯になります。
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ノーマルのままだとつかまり過ぎます。スライス系のミスが多い人にはおすすめできますが、左のミスを嫌がる人には、そのままでは使いづらいのはプロパーの状態での印象です。
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9番をリシャフトした結果、アマチュアには有効なクラブだと感じました。もちろん9番の距離は、現状はユーティリティや他で代替えするクラブがあるので、そちらが調子がいい人はそっちを使っていいと思います。
ただ、選択の幅を広げるということを考えると、もう少し高弾道でグリーンを狙いたい人、180〜190ヤードをランなしに上から攻めたい人に有効なクラブだと思います。
特に今回はショートウッドのFP値による打点の違いを感じました。打ち方も含めてそのシャフトに合ったものを考えていくと、無限に楽しめます。
今回のような話を共感してもらえる人がいたら嬉しいなと思います。また11番ウッドをリシャフトしたらご報告します。
ローグSTのFWをチェック!
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