SIM2とステルスのいいとこ取り!テーラーメイド最新作 「ステルス グローレ」シリーズ

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テーラーメイドの人気モデル「SIM グローレ」シリーズが刷新されて、ステルスグローレが登場しました。そこで今回、ゴルフライターの鶴原弘高さんに「ステルス グローレ」シリーズの特徴、試打した感想など詳しく解説していただきました。

ステルス グローレシリーズの特徴

「グローレシリーズ」とは、テーラーメイドが日本のゴルファー向けに企画・制作したモデルです。何代も重ねてきて、2年前にはSIM グローレシリーズが登場して人気を集めました。

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グローレシリーズは2年周期で登場しており、今年はステルス グローレというモデルで発売されました。

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フェースはカーボン素材のツイストフェースになっています。

前作のSIMグローレがZATECチタンフェースで好評だったので、今作のグローレにもカーボンフェースを使うかと思ってましたが、今回のステルスグローレにもカーボンフェースが使われています。

60層のカーボンフェースになっていて、先にグローバルで発売されているステルスドライバーと同じ構造になってます。

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ヘッドには、SIM2ドライバーで採用されていたフォージドアルミニウムリング構造が使われています。

グローバルのステルスでは省かれてしまった構造ですが、このステルスグローレは、SIM2とステルスの両方のいいところを取って、トータルで日本人ゴルファーに合うような性能に作られたクラブと言えると思います。

SIMグローレも高性能なモデルで、ドローを打ちやすい、球を上げやすい、そして打感もいいモデルでした。それらの良いところは全部新しいステルスグローレにも引き継がれています。

グローバルモデルのステルスだと、ハードに感じる人が使いやすいクラブでしょう。

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今回注目している人も多いと思いますが、ステルス グローレ ドライバーだけでなく、ステルス グローレ プラスドライバーというモデルが出ています。

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ヘッドが脱着できるようになっていて、可変式のロフトスリーブを搭載しているモデルです。従来から「グローレにもスリーブを付けてほしい」というユーザーの要望があり、ステルスグローレで搭載されました。

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少しつかまるやさしい性能で、もう少ししっかりしたシャフトを使いたい人や、シャフトは持っているのでヘッドだけ弾道調整を使いたい人は、ステルスグローレプラスは注目モデルだと思います。

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ステルスグローレシリーズは、フェアウェイウッド・ユーティリティ(レスキュー)も刷新されています。

ドライバーの打感がとてもいいのですが、フェアウェイウッドとユーティリティ(レスキュー)も、ドライバーと同じような打感や打音になるように揃えられています。

フェアウェイウッドはとにかく球が上がりやすいです。テーラーメイドも「今回のシリーズはぜひ3番ウッドを使ってみてください」というくらい、低重心化されていて球が上がりやすくなってます。これもドライバーと同じようにドローを打ちやすい、球をつかまえやすい性能になってます。

ユーティリティ(レスキュー)も、高弾道で球をつかまえやすいところは統一されています。

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ステルス グローレ アイアンも当然発売されてます。先にグローバルで出ているステルスアイアンの兄弟モデルと言っていいような感じのモデルです。

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フェースがクロモリ鋼のフォージドになっていて、グローバルのモデルよりも1°だけロフトが立っていて飛ばしやすいのが特徴です。

テーラーメイドのグローレシリーズはずっと評判がよかったので、前作のSIMグローレからの基本的な性能とか特徴を引き継ぎつつ、さらにいろんなところがブラッシュアップされているのが、新しいステルスグローレだと考えていただいていいでしょう。

やさしく球を上げてつかまえたい人は、新たに購入の検討をしてみてはいかがでしょうか。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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