【BOATRACE】初の7点勝率入りを目標に好調・松井洪弥が入念調整! 蒲郡ナイター

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 ボートレース蒲郡の「名鉄バス杯争奪戦」は17日、6日間シリーズが開幕した。初日のオープニングは西からの向かい風3メートルだったが、右横風や追い風になり風向は不安定な一日だった。決まり手はイン逃げが8本、差しが3本、抜きが1本で、まくりはなかった。配当面は11Rで万舟券が出現。2コースの渡辺豊が1マークで黒崎竜也を、2マークでは木田峰由季を差して接戦を制した。

 初日注目のドリーム戦は、絶好枠の笠原亮がコンマ02の踏み込みで逃げ切った。「そんなに悪い感じはしないけど、まだ合っていない。もう少し合わせたいですね」と初日は昼一番から入念な作業を施していたが、まだ正解にはたどり着けていない。

 若林将は前半6R後に「回り過ぎでターンの出口が合っていなかった」と話したが、ドリーム戦は5コースからキレのあるまくり差しで2着を確保した。「普通ぐらいですかね」と話したが、初戦より前進があった様子だ。

 初日は9・10Rで三重の114期コンビが逃げ切り勝ち。9Rの松尾拓(33歳)【写真下】は「重かったです。ちょっとプロペラを止め過ぎましたね」と苦笑い。「悪くはないけど、良くもないですね」と普通のジャッジだ。それでも「前節(津)の優出でリズムが上向きだし、ペラも良くなってきたと思います」。5月1日からの今期勝率は前検日の時点で5.64だったが、初日の1着で5.71といくらか上がった。ここから10月末までにどこまで勝率を上げて、A1カムバックなるか!?

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 逆に、初日の1着で今期勝率6.95と絶好調なのが松井洪弥(29歳)【冒頭の写真】。「前検日にプロペラをたたき、初日は本体をやりました。乗りやすさはきたと思うけど、足に関してはまだ余してますね」と振り返る。「現状でも中堅以上はあるけど、今期は7点勝率(自身初)をめざしているので、もっと引き出したいです」と乗れている男は、どこまでも貪欲(どんよく)だった。
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