難しいライでしっかり活躍するクラブ!「オノフ ユーティリティウィングス AKA」

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クラブフィッターの小倉勇人さんに「ユーティリティウィングス AKA」の2022年最新モデルを試打してもらい、クラブの特徴や試打の感想を語っていただきました。

ユーティリティウィングス AKAの特徴

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テクノロジーはドライバーからウッド類共通で、パワートレンチというものが搭載されてます。クラウンに彫られている溝とソール側に彫られている溝をパワートレンチと呼びます。

インパクトの時にソールとクラウンの溝がヘッドをたわませる効果を生みだすことで、エネルギーロスを防ぎ、芯を外した時の曲がりや余計な部分をボールに伝達させない、ミスに強く飛距離をしっかり出すような効果があります。

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フェース面はマレージング鋼を採用していて、少し弾き感のある打感を演出しています。ちょっと「キン」という金属音のする爽快な高めの音がするように味付けされてます。打っていて非常に気持ちよくて「飛んだな、これいい当たりだな」と感じさせてくれるような、爽快感までしっかり演出されたクラブです。

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フェアウェイアームズと共通で、ツインカットソールが搭載されています。ソール部分を一部凹ませることで、ヘッドが地面に接地したときに抵抗を低減して、スイング時にしっかり滑って抜けを良くする設計です。打っていて突っかかるような感じはなく、ツルっと滑ってくれる印象はあります。

船底のように丸くなっているのでこれ自体抜けも良いんですが、さらにツルッと滑るような感覚があります。

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純正のカーボンシャフトが素晴らしいです。釣り竿の技術を持っているクリーブランドは、DAIWAというブランドで釣り竿を展開しているカーボンテクノロジーを使用した純正シャフトなので、クラブとしての完成度は非常に高いです。

試打した感想

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打感は非常に素晴らしいです。金属音で気持ちよく振れて、ボールはユーティリティにしては結構上がる印象があります。

番手は3・4・5・6でロフトは18・20・23・26という設定です。試打したのは20°なんですが「22°くらいあるかな」というイメージで、普通のものより上がる感じがしました。実際に曲がりも少ないです。オートマチックにグリーンを狙うには適したクラブだと思います。

おすすめユーザー

ユーティリティウィングス AKAはフェアウェイウッドとアイアンの中間のクラブで、お助けクラブみたいなポジションに表現されることが多いです。

沈んでフェアウェイウッドは打てない、ロングアイアンだとちょっと球が上がらない、そういう難しいライでしっかり活躍してくれるクラブです。狙って細かく弾道を打っていたいという人よりは、本当にユーティリティらしく、お助けクラブとして使いたい人に非常にいいクラブかなと思います。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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