フェアウェイウッドが苦手な人も使いやすい!「オノフ フェアウェイアームズ AKA」

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2022年3月、オノフAKAシリーズの最新モデルが登場しました。そこで今回クラブフィッターの小倉勇人さんに「フェアウェイアームズ AKA」を試打してもらい、クラブの特徴や試打の感想を語っていただきました。

フェアウェイアームズ AKAの特徴

オノフはフェアウェイウッドのことをフェアウェイアームズと表現します。少し違う言い回しをすることで独自性やおしゃれ感を出すなど、細部にこだわるところがオノフらしい点です。

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基本的にAKAシリーズは、オートマチックにエンジョイゴルファーが安定してゴルフを楽しめるように考えられた設計になってます。

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フェアウェイアームズ AKAには、ドライバー AKAにも採用されているパワートレンチが搭載されています。

クラウンとソール両方に刻まれている溝です。この溝がインパクトの時にたわむことで、フェースの弾き感とボールの潰れて離れるエネルギーをしっかりコントロールして、適正なボール初速や芯を外したときのエネルギーロスを抑え、しっかり飛距離を出すテクノロジーです。

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今回のオノフはフェースとボディを一体成型になっています。

ヘッドは基本的にフェースとボディは別々で溶接することが多く、そのため反発エリアが狭くなったり、重量が付いてロスが起きたりしやすくなります。一体成型にすることで、そういった部分を排除して、反発エリアを広げ余剰重量を適切に配置し、ボールがつかまる最適重心設計になっています。

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フェアウェイアームズ AKAは、ツインカットソールといって、パワートレンチの溝の後ろ側を少し凹ませる工夫も施されています。地面に接地したときに抵抗を軽減し、スイング時の抜けを良くする設計で、フェアウェイウッドにとって重要な部分まで作り込まれています。

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さらに注目していただきたいのが純正シャフトです。これはフェアウェイアームズAKAに限ったことではなく、DAIWAのカーボンテクノロジーが生み出したオリジナルシャフトで、クラブに最適化しヘッドの性能を引き出します。

歴代オノフのクラブは全体的にバランスがいいというのは、オノフのクラブのトータルの評価にもなってます。リシャフトとかを考えるのがおっくうな人には候補に挙げていいと思います。クラブ専用に設計されているシャフトなので、リシャフトせずにそのまま使いたい人におすすめです。

試打した感想・おすすめのユーザー

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フェース面にマレージング鋼を採用しているので、少し「カチン」という音がする弾き感のある打感です。AKAのシリーズはわざと残してるんじゃないかなというくらい「キン」という少し硬めの金属音がします。これが爽快感を生んでくれて、打っていて気持ちいいです。

コースで打つとすごく音が響き渡るので、これは飛んだという気持ちにもさせてくれます。もちろん距離もしっかり出るので、打っていて気持ちいいなという爽快感も演出されて、しっかり作り込まれてる印象があります。

とても打っていて使いやすいモデルです。フェアウェイウッドが苦手な人はぜひ試してもらいたいと思います。

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オノフのAKAシリーズをチェック!

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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