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やさしさと飛距離を追求し、さらに進化した最新モデル「オノフアイアン AKA」

スポナビGolf 2022年6月8日 8:00

【スポナビGolf】

オノフAKAシリーズが2022年最新モデルとしてモデルチェンジしました。そこで今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに「アイアン AKA」を試打してもらい、クラブの特徴や試打の感想を語っていただきました。

オノフアイアン AKA（2022）

アイアン AKAの特徴

【スポナビGolf】

オノフのAKAシリーズは、エンジョイゴルファーのために設計されているモデルです。今回の2022年モデルのアイアンAKAは「かなり進化している」と個人的には感じました。

【スポナビGolf】

パワートレンチというテクノロジーが搭載されています。ドライバー・フェアウェイアームズ・ユーティリティウィングスまで搭載されている技術で、いわゆる溝です。

真ん中よりちょっと上側に溝が入ってます。溝の上部分を少し薄く、下の部分を少しだけ厚くして、フェース面を2段階の厚さで設計しています。

この効果によってフェース全体をたわませるのではなく、溝から下の部分を重点的にたわますことで反発力を高め、飛距離性能アップにつなげています。非常にミスに強くなった印象です。

【スポナビGolf】

構えた印象は、割とヘッドは大きめで構えやすくやさしく感じます。顔も、角を柔らかくしていかにもやさしそうな柔らかい印象を持たせてくれます。

【スポナビGolf】

ソールに高比重（前モデルの1.8倍）のタングステンウェイトが入っているので、重心が低くオートマチックに球が上がり、球を飛ばす要因になっています。

そこまでやるとスピンが全くなくなって、オートマチックには飛んでくれるけどグリーンで止まらない球になりやすいんですが、その辺はちゃんと考えていて、しっかり球も上がって曲がりは少ないけど、適度なスピンが入る印象があります。

単に飛距離を追求するような飛び系アイアンではなく、ある程度コントロールできる人が使うとしっかりコントロールもでき、その上でやさしさと飛距離も追求したバランスのよいアイアンに仕上がってます。